近年は農業ブームが訪れており、「もっと稼ぎたい!」「自分も農業を始めてみたい!」という人が増えています!
ところで、実際に農家さんは一体何の野菜で儲けているのでしょうか?気になりますよね?
そこで、今回は全国の農家さんの情報をもとに一番儲かる野菜をランキング形式で発表します!
一番儲かる野菜ランキング
農水省のデータから、労働時間あたりの農業所得を表にしました!(所得から総労働時間を割ったいわゆる時給のことです)
順位 | 品目 | 労働時間あたりの農業所得(円) |
1位 | ミニトマト | 1,790 |
2位 | キャベツ | 1,581 |
3位 | レタス | 1,574 |
4位 | にんじん | 1,548 |
5位 | サトイモ | 1,512 |
※儲かる基準として、「労働時間あたりの農業所得」を採用しています。
「所得」なので経費等は差し引かれた後の金額となります。
表からわかる通り、一番儲かる野菜は「ミニトマト」となっております!!
さて、各野菜の特徴を見ていきましょう♪
1位:ミニトマト
ミニトマトは、少ない土地でいっぱい収穫量があるのが特徴的!管理はやや大変ですが、その分見返りはかなり大きいでしょう!!
注意点としては、夏の栽培に向かないという点。ハウスの中は、とても暑くなりやすく作業がしんどいだけでなく、実もなりにくいんです。
春から冬にかけて、栽培するようにすると高い単価を保持しながらたくさん売ることが可能です!
いかに多くの実をつけさせるか、単収を上げるのが腕の見せ所です♪
2位:キャベツ
キャベツは、手がかからない作物。結果的に、労働時間あたりの農業所得が高くなっていますね。
ただ、大きい作物なので労働もハードになりがち。広い畑も必要になりますね。さらに、キャベツの市場での単価は100円台から400円台にまで激しく変動することがあるので、注意が必要です!
3位:レタス
レタスも儲かります。特に、夏場に涼しい気候で栽培できる地域では、他の農家さんを出し抜いて高単価で売ることができるので、売り上げが高くなります。
夏場に需要が大きいので、夏場は勝負時と言えるでしょう。
4位:にんじん
にんじんも、手がかからない作物。適温は、15℃〜25℃と比較的幅が広く、初心者の方にも簡単に栽培ができるのが特徴。
労働時間の少なさから、労働時間あたりの農業所得は高い結果になりました。
5位:サトイモ
管理が少なくて済むサトイモがランクイン。高温の気候を好み、3月から10月までが栽培期間になります。
回転率自体は高いとは言えませんが、作業時間が少ないのが特徴。価格がピークの11月〜2月に出荷できれば、しっかり利益を出すことができますね。
ただ、収穫は人の手がメインなので、広い土地で本格栽培は難しい…。あくまでサイドビジネスとしては”美味しい”作物になりますね!
もっと儲かる農家になるには
今回は「高時給(労働時間に対する所得が大きいこと)」を基準に、儲かる野菜をランキング形式でお届けしました。
ですが、一口に稼げるといっても切り口はたくさんあります。
「毎年の価格が安定している」「この地域では市場単価がいい」「ECで高値で取引される」等々。
どうしても農家同士でお金の話はタブーと言われがちのため、ネットや本での情報収集がおすすめですよ。
例えば、日本トップクラスのメロン農家、寺坂さんの著書はおすすめです。農家で稼ぎたいならば一度は目を通しておくべき1冊ですよ♩
【番外編】パートナーを見つけて儲かる農家を目指しませんか?
より儲かる農家になるには、上で紹介した野菜を作る以上のことが求められます。
- 品質の向上
- 単収の向上
- 販路拡大のためのマーケティング
- 農園や作物のブランディング
- 高く買ってもらえるお客と契約する
- ネット販売の開始
- 販促
….等々
良いモノを作っていれば勝手に売れていくという話がありますが、大間違い。
他の作物と差別化を行う必要と、自分の作物を認知してもらう必要があります。
とはいえ、作物を作ることで手が回らないのが現状。1人だとどうしても限界がありますよね。
そこで提案なのですが、素敵なパートナー見つけませんか?
あなたのことを好きで、あなたもその人のことが好きという人。
そしてあなたの作った作物・仕事・夢に理解を持ってくれる人。
実は最近では、農業に関わりたいという女性は増えています!農家はモテる仕事になりつつあるのです!
というのも、農業が「夫婦でこそ活躍できる職業」と注目を浴びてきているからです。
- 女性の方がより商品をかわいく、魅力的に見せることができる
- お客とのコミュニケーションが得意な女性は多い
- 信頼できる相手がいることで、心の安定につながる
- 奥さんや家族のためにも頑張ろう、と自分自身も成長する
実際に農家との恋愛ができる”あぐりマッチ”では、お金を払って農家さんとの出会いを探している女性もいるんですよ!
注意点ですが、くれぐれもお相手を”労働力”としてのみ見るのは禁止です。時代遅れもいいとこです。
あなたのことを好きであなたもその人のことが好き、というお相手を見つけましょう♪
信頼できるパートナーを見つけ、自分の作った作物に理解を持ってもらい、一緒に夢を叶えませんか?