ブルーベリー農家の年収って?儲かる噂は本当か?

ブルーベリー農家の年収は?今アツい視線が注がれる理由も解説!

近年フルーツ狩りで人気が出てきているブルーベリー。

TVや雑誌で特集されることもあり、「ものすごい儲かってそう」というイメージを持つ人も多いです♩

実際リアルな年収はどのくらいだろう?

新しく農業を始めたいけど、ブルーベリー農家はどうだろう?

こんな疑問をお持ちの方へ、この記事では農業経営指標などの実際のデータを元にブルーベリー農家の年収・売上を公開します。

記事の後半では、なぜ今ブルーベリー栽培が注目を浴びているのかを徹底解説!実際に儲けているブルーベリー農家の実例を学びましょう♩

ブルーベリー農家の年収は◯◯万円!

ブルーベリー農家の年収は◯◯万円!
いきなり結論です。

ブルーベリー農家の年収は500万円〜700万円

 

それでは、具体的な数値を見ていきましょう!

以下は、千葉県香取市のブルーベリー個別経営の経営指標です。

粗収益1,196万円
経営費646万円
農業所得550万円
経営規模87a
労働形態家族3名(基幹1名+補助2名)
総労働時間4,350時間

こちらは、農家自身がブルーベリーを収穫して出荷するケースです。

うーん。専業とはいえ、87aもの面積を収穫しきるのは結構大変そうですね…

 

また、みなさまの中には「ブルーベリー観光農園をしたい」という方が多いのではないでしょうか?

こちら、神奈川県の果樹農業振興計画では、観光農園としてブルーベリーを栽培する場合の指標が見れます。

粗収益767万円
経営費97万円
農業所得670万円
経営規模50a
総労働時間1,205時間

こちらは農家さんがブルーベリーを収穫するのではなく、来園したお客さんが収穫するというケースです。

ブルーベリーの栽培で一番大変なのは収穫です。なんと作業時間の2/3を収穫が占めるほど!

メリットは収益性が非常にいいこと

反面、デメリットは初期投資が数百万〜数千万円とかかってしまうこと

なお、上記の年収などの数値は参考値です。当然ですが新規就農者やプロ農家などの違い、経営規模や経営方針の違いなどで大きなばらつきがあります

今新規就農者がブルーベリーに注目する理由

ブルーベリーファクトリー岐阜

@yuchan.3939

 

ブルーベリー、実は新規就農者に非常に注目を集めているんです♩

そこにはちゃんと人気が出る理由があるんですよね。

ブルーベリーが人気の理由
高値取引市場がありながら需要に対して供給不足
栽培技術が確立していて栽培が容易
儲かる先行事例があるから

①高値取引市場がありながら需要に対して供給不足

近年の消費者の特徴の1つに「健康志向」があります。

ブルーベリーは抗酸化作用がとても強く、アンチエイジングにも効果があるんです。

国内でも世界においても、今後も需要が伸びていくと考えられます。

需要が伸びて供給が足りないとどうでしょう?

そう、価格が高くなります💰

 

実際に数値にもあらわれていて、東京都中央卸売市場の取引価格を見てみると、一目瞭然。

なんと、2,449円/kgと非常に高価で取引されています

②栽培技術が確立していて栽培が容易

ブルーベリーはポット栽培の技術が確立しているのも人気の理由です。

鳥を防ぐためにシートで覆っておけば収穫できるといっても過言ではありません。

③儲かる先行事例があるから

この理由が一番大きいかもしれません。

話題になっているので知っている人もいるかも?
ブルーベリーファームおかざき“という農園の存在です。

なんと、ひと夏60日間の営業で売上2000万円を叩き出しています!

ブルーベリー観光農園の経営コンサル講座も精力的に行っており、HP書籍でもブルーベリー経営の情報を発信されています。

▶︎書籍「最強の農起業!」を見てみる

ブルーベリー観光農園を立ち上げて稼ぎたい人は必見です♩

【先行事例で学ぶ】ブルーベリーで高年収を目指すには?

ブルーベリーファクトリー岐阜

@haruharu.k.photobook


ブルーベリーはちっちゃな実が一粒ずつ樹上完熟していくため、
普通に市場出荷のみしていたら、収穫労力があまりにもかかりすぎます

やるなら観光農園がおすすめです。

 

そんな観光農園で大成功している”ブルーベリーファームおかざき”の成功理由、おさえておきましょう♪

成功理由
①養液栽培を導入し、高品質のものを安定的に生産
②圧倒的にネット集客に尽力
③施設投資によりリゾート地を再現

①養液栽培を導入し、高品質のものを安定的に生産

養液栽培とは土を使わず、肥料を水に溶かした液(培養液)で育てる栽培法です。

土と比べて圧倒的に早く成長するのが特徴です

そして、養液栽培のメリットは効率が良いだけでなく、安定して品質を高く維持できます

酸っぱいブルーベリーではなく、甘くて肉厚なブルーベリーが実っている農園。行きたくなってしまいますよね。

デメリットは高コストです。管理費等こみこみで1苗13,000円くらいかかります。

これを1000ポット作ったとすれば、それだけで1300万円です💰

②圧倒的にネット集客に尽力

観光農園の経営者が一番頭を悩ませるのが集客問題

集客の方法として、ブログはなんと3000記事を執筆したそう

ブログの他にもFacebookやYouTubeでの発信も積極的に行なっています。

③施設投資によりリゾート地を再現

 

はい、もういきたくなる場所ですね。

代表の畔柳さんは1億円は投資したと語っており、ここまでできる人はなかなか少ないかもしれません。

もちろん、誰もが真似できるビジネスモデルではありませんが、
コストカットをしつつノウハウを取り入れてブルーベリー観光農園を起業するのも夢がありますね♩

それではまた!

 

 

▶︎作物別の年収情報はこちら

 

こちらの記事では、儲かる作物について詳しく紹介していますよ。

農家全般の年収や手取りについてのまとめ記事はこちら。

農家になりたいと考えている方はこちら!

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