農家に嫁ぐとなると不安がつきもの。
- 両親から「なんとかして跡取りを…」という要望から仕方なく婚活をしているのでは?
- 嫁いだ後は農作業や窮屈な暮らしを強要されるのでは…?
などの悪いイメージを思い浮かべる方もいるかもしれません。
実際のところは、そのような状況は遠い昔の話であり、最近では農家の在り方も随分と変わりました。そして、農家の男性が嫁ぐ女性に求めるものも変化しています。
今回は、そんな今の農家に嫁ぐ女性が覚悟しなければならないことを説明しています。
農家に嫁ぐ女性が覚悟すべきことー農作業以外を求められる!?
農家に嫁ぐ女性が覚悟すべきこと、一つ目は農作業以外のことを求められることです。
農家に嫁ぐとなると、みんな農作業をすることになると思われているかもしれません。ですが、農作業以外の仕事を担当することがあるのです。
農業には力仕事である農作業以外にも重要な業務がたくさんあります。
女性の活躍の場①広報
真面目な話になってしまいますが、農家さんにとって
「自分の農作物や商品の販売量を増やす」ということは非常に大事です。
そのためには、農作物や商品をより多くの方に知ってもらう・認識してもらうということが必要です。
より多くの方に知ってもらうためにどんな方法があるかというと、
- SNSでの発信
- ネットでの販売
などが挙げられます。
インスタグラムなどを始め、綺麗、美味しそうな写真を撮るのは往々にして、女性の方が優れています。
また、ネット販売では、販売サイトの構築から購入者への対応など細かい仕事が多く、細かなところにも目が行く女性に向いている仕事と言えそうですね。
女性の活躍の場②イベント運営
農家の中には自分たちでイベントを開く方たちがいます。ブドウ狩りなどをイメージすると分かりやすいかもしれませんね。
- 収穫体験
- 農婚
- 子供との農業体験
などが主ですが、想像力次第で様々なイベントが開催できそうです。
イベントの企画から当日の対応まで準備には必要なことは多いですが、やりがいもある仕事と言えるでしょう。
お客さんと一番近いところでつながることもできますし

もっとみんなに農業の楽しさや魅力、商品の良さを知ってもらいたい!!
という思いを抱いている方には特におすすめです。
女性の活躍の場③農業経営
全体的な経営面に携わることも可能です。
- 営業活動
- 事業分析
- 経理や事務
事業として見た時「この商品の一番の魅力って何だろう?」「どれだけの量を作ればいいのだろう?」といったことを考え、人にわかりやすく伝える。営業活動のほか、融資の話など経理面でも重要な能力です。
女性は話すことが好きな生き物という話をよく耳にしませんか?
人と話す場面がどうしても少なくなる農家から見ると女性は非常に貴重な存在になるのです。
農家に嫁ぐ女性が覚悟すべきことー全く別の仕事に就いて家庭を支えるよう求められる!?
次に、農家に嫁ぐ女性が覚悟すべきことは、「全く農業とは関係のない仕事について共働きをする選択も実は求められている」ことです。
なぜ、農家は、嫁ぐ女性に農業以外の仕事を選んでほしいと思っているのか、謎を紐解いていきましょう。
理由①分業でリスクの分散ができるから
農家だからといって農業一本で家庭を支える必要はないと考える農家もいます。
農業にはどうにもならないリスクもあります。
- 台風などの自然現象
- 冷夏などの気候変動
- 取引先の経営悪化による売り先の減少
- 健康問題

不作のときなど、いざっていうときに分業してくれてると収入源が他にもあるんだって思えてとても心強いです!
女性には、公務員などいわゆるお堅い仕事に就いていてほしいなんてこともあるかもしれません。
理由②農家も働き方が変化しているから
そもそも近年は田舎で家族経営という形をとらない農家も増えてきています。
- 通勤農業
- 週末農業
- 農園付きマンション
などの形で、比較的都市部に住みながら農業を行う人もいます。
小中規模の農業であれば、人手が足りてしまうケースも。そうなると女性はオフィス街に出て働くことも可能ですし、パートに出ることも問題ありません。

パートナーが安定して別の仕事で家庭を支えてくれる分、男性はより安心して農業に集中することができるようになりますね。
まとめ
農家に嫁ぐ女性が覚悟すべきことをご紹介させて頂きました。
農家さんが女性に本当に求めていることも理解できたと思います。
案外、農業男子や農家さんとの結婚も不安に思うどころか、楽しみだと少しでも思えたのではないでしょうか?
農家の男性は心が優しい方が多く、結婚相手として魅力的な方が多くいらっしゃいます。あぐりマッチでも素敵な農家さんと出会うことができますよ。
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