そういえば最近婚活で農業男子が人気上昇中らしいと聞いた👨🌾
優しい男性と一緒に、美味しい野菜や新鮮な野菜を食べて自然の中で健康に生活してみたいな✨
でもいざ結婚を考えると、農家ってなんか収入が十分じゃなさそうだし。また子育て環境は都会と比べてどうなんだろう?
こういった疑問に答えます。
初級編、上級編はこちら
メリット1:育児がしやすい環境
大好きな旦那さんや子供たちと一緒に楽しく過ごしたいという方、特におすすめです!
農家さんは基本(9割以上)、家族経営です。
下手をすれば24時間ずっと旦那さんと一緒にいることができます💕 夫婦の会話も多く、夫婦仲もいいですよ。
子供も自然いっぱいの中でのびのびと遊ぶことができます。
また、子育てにかかるストレスが少ないというのも魅力的です。
例えば、子育てでどうしてもストレスがかかってしまう満員電車や人混みは農村にはありません。
自分の子供が泣いていたら睨まれる、なんてことはありませんよ。
さらに、地方は都会と比べてご近所付き合いが盛んです。
そのため、世話好きなおじいさん・おばあさんが少しの時間だけ子供の面倒をみてくれたりします。
皆で支え合って子供の成長を見守っていこうという思いやりの精神が根づいているのです。
メリット2:農家さん実は収入が安定している!!
なんとなくのイメージで「どうせ農業は儲からないだろう」というイメージを持ってませんか?
以下の表は、農家の所得の動向(1経営体当たり)のデータです。
農業経営統計調査(農林水産省統計部)より引用しました。
平成27年 | 平成28年 | 平成29年 | 平成30年 | |
販売農家総所得 | 496 | 521 | 526 | 511 |
うち 農業所得 | 153 | 185 | 191 | 174 |
農業依存度(%) | 50.7 | 56.8 | 57.2 | 53.0 |
主業農家総所得 | 704 | 788 | 802 | 801 |
うち 農業所得 | 558 | 649 | 668 | 662 |
農業依存度(%) | 92.8 | 93.1 | 93.2 | 93.2 |
例えば、赤色マーカーで記したところをみてみると、
1年の所得が511万円でそのうち、農業で得た所得というものが174万円。
たったの174万円しかもらえないの??と思った方、兼業で農家をやっているというだけです。
では、本業で農業一本で勝負した場合はどうなのか?というと、青色マーカーで記したところを見ると、1年の所得が801万円でそのうち、農業で得た所得というものが662万円。
ちなみに、「じゃあ日本全体ではどうなの?」というと、
国税庁の民間給与実態調査を引用すると、平成30年における日本人の平均年収は約441万円。
あくまでも上の表の数値も、農家さんや農園の規模、育てている作物などによって大きく異なるでしょうが、サラリーマンでも同様ですよね。あくまでも平均だとこのくらいだよーという感じです。
どうでしょう?
農家さんの収入って世間ではあまり触れられていないですが、無茶苦茶低いというわけでないんですよね。
メリット3:土地持ちの人が多い
マイホーム。
誰もが憧れる響きです。
「30歳過ぎまで頑張ってローンで夢のマイホームを購入した!…のはいいけれど、老後までローンに追われる生活…」となっては複雑です。
ところが、農家さんの中には、代々受け継がれた広〜い土地を持っており、そもそもマイホームあるよという方が多いです。
マイホームのローンに当てるはずだったお金、別の好きなことに使えますね。
また余談ですが、近くに道路や大型スーパーができるとなると、その土地を持っている人には不動産収入が入ります。
不動産収入で潤っているという土地持ち農家さん、そこそこいるんですよね。
メリット4:食費がかからないケースも
農家さんと結婚すると、生活する上で必要なお金が少なくて済みます。
例えば、食費はほとんどかからないケースも少なくありません。
農家さんは何も一種類だけ、売り物となる農作物だけを作っているわけではありません。
ちょっとしたスペースで自給できるくらいに作物を作っているということもあります。
また、食費以外でもそもそも農家さんの生活では、都会の人と比べてお金はそこまでかかりません。
確かに、家の近場にショッピングモールやディズニーランドのようなテーマパークはありませんが、
その分、必要以上にお金を浪費するということはありません。
土地代(家賃)や物価も都会より大幅に低く、浮いた分で小旅行にでも、ということが可能になりますね。
メリット5:子育て支援が手厚い市町村が多い
農家さんが住んでいる地方では、手厚い子育て支援をサポートしてくれる市町村が多いです。
移住パンフレットを手に取ると、「え、こんなにサポートが手厚いの!?」と驚くことでしょう。
例えば、北海道の白糠町では、
太陽のまち定住奨励助成金の支給、出産祝金の支給、18歳までの医療費の無料化、保育料の無料化、学校給食費の無料化、新入学児童・生徒入学支援金の支給…等々
と安心して子育てがしやすい環境が整っています。
他にも、JA全中でも平成13年度から、農林水産省が所管する農業・農村男女共同参画推進支援事業による「出産・育児期女性農業者支援事業」によって農村における子育て支援に取り組んでいます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回の記事では、農家さんとの結婚生活をより現実的な面からみていきました。
農家さん、結構魅力的ではないでしょうか?
次回はいよいよ、上級編です。