サーフィン好きの皆さん。
「海の近くに移住したいなぁ」と一度は考えたことがありますよね。
休みの日をまるまる使ってサーフィンに行かなくても、朝や夕方にサッとサーフィンを楽しめる。控えめに言って最高ですよね。
この記事では、サーフィンを軸に移住を考えている方向けにおすすめの厳選エリアやサーフィン移住で気をつけるポイントをご紹介!
毎日サーフィン漬けの生活も夢ではありませんよ♩
サーフィン移住にオススメの厳選エリア3選
1.湘南
サーフィンライフを送りたい!と思った時に、まず思い浮かぶのが湘南ではないでしょうか。
都心から1時間ほどとアクセスも良く、オシャレなカフェやお店が多く人気な移住エリアなんです。
メリット
・天気がいい日は富士山や夕日の素晴らしい景色をみることができる。
・都内で仕事をしていても通勤可能。
湘南にはたくさんのオシャレなお店が並び、自然と都会が同時に感じられるので、どこか海外にいるような雰囲気も。早朝サーフィン後にカフェでモーニングなんかも♪
また都心に近いので、今の仕事を変えなくても移住ができるというのは、大きなポイントなのではないでしょうか。
全ての生活が一新するわけではないので、リスクも少ないのが嬉しいですね。
移住初心者は「いざというときに逃げられるようにしておく」というのが大事なんですよね。
デメリット
・観光地なので人が多く家賃や物価が高い。
・交通量が多いので道が渋滞しやすい。(通勤で車を使う人は要注意)
湘南は一年を通してたくさんの人が訪れるエリア。のんびりした田舎暮らしが理想の方には向いていないエリアかもしれません。
肝心なサーフィンも、ローカルとビジターが混ざり合うため、ポイントによっては人だらけで波待ちばかりになってしまう…ということも。
また交通量が多く、道路が細かったり信号が短かったりと、想像以上に移動に時間がかかるということも覚えておきましょう。
駐車場料金も高いので、近場であれば自転車での移動が一番おすすめ。
2.千葉
日本屈指のサーフスポットである一宮町をはじめ、北から南まで海と隣接している千葉エリアもサーファーに人気があります。
自然が豊かでのんびりとした雰囲気が好きな方にはオススメの移住エリアです。
メリット
・ビーチもリーフもあり、初級者~上級者まで楽しめる。
・のんびり落ち着いた雰囲気でありながら、地域の人と密な付き合いがしやすい。
ほどよい田舎感がありつつ、都心にもアクセス可能な立地は千葉の魅力。
ゆったりとサーフィン生活を楽しみたい方や、のびのびと子育てをしたい方にぴったりです。
一宮では町全体がサーフィン移住者を応援する動きも。
サーフィンという共通の話題があることで、近所付き合いも上手くいきそうですね。
デメリット
・終電が早い、電車の本数が少ない。
・コンビニやスーパーが少ないエリアもあり、車が必須。
都心に近いとはいえ、海の近くになれば電車の本数は少なく終電も早いのが難点。
都内で飲んでいても一人だけ早く帰る、というのは千葉あるあるですよね。
また生活の中心が車になるため、一人一台車を持っている家族も意外と多いのが事実。
ちょっと買い物に行きたい!というときに、旦那さんが仕事で車を使っていたらどこにも行けません。
家賃は安めですが車の維持費など考慮すると、生活費は都心住みの頃と比べて微減ぐらいですかね。
3.宮崎
日向は都会から離れてゆっくりと過ごしたい方に人気の移住エリア。
九州に位置する宮崎県は一年を通して暖かく、過ごしやすい気候が特徴です。9月末までは半袖半ズボンで過ごせますよ。
メリット
・平均気温が高く温暖な気候なので、一年を通して過ごしやすい。
・移住支援に手厚い。
何といっても、日向は”サーフィン上級者にもってこいのエリア“です。
具体的には、
・低気圧の影響を受けてパワフルな波が多い
・サーフポイント同士の距離が近い
・人が少なく波の取り合いが少ない
という利点があるんです。
また、全国の中でも特に手厚い移住者支援をしており、移住セミナーやお試し移住なども広く行なっています。
デメリット
・都心に比べて給料が安いことも多い。
・都市部を離れるとネット環境が不安定になることがある。
都心から離れるため、どうしても生活する上で不便なことも。
特に金銭面は要チェック。求人数や給与面などはまだまだ少ないのが事実です。
リモートワークをするのであればネット環境も確認しておきましょう。
いきなり移住するのではなく、旅行やお試し移住などで、気になるエリアには実際に足を運びまくるのが大事です。
サーフィン移住で気をつけるポイント3つ
仕事前や仕事終わりなどちょっとした時間でもサーフィンができるのが「サーフィン移住」のいいところ。
目が覚めて15分後にはこの景色の中にいる。
— よしみつ (@kochi_surfing) August 5, 2020
非日常な景色が日常になることもサーフィンの醍醐味のひとつ。
潮が引けば良さそう。#サーフィン #移住 #高知 #移住サーファー pic.twitter.com/VVuTqVPcz5
ですが、いざ海辺に移住しよう!となったら、注意しておくポイントがあるんです。
移住で後悔しないためにもチェックしておきましょう♩
ポイント①:生計のめどを立ててから移住する
移住前に必ず仕事をどうするかを考えておきましょう!
「サーフィンのためなら!」と仕事を変える方が多いのも事実。
移住先から通えるような職場であれば、同じようにサーフィンが好きな人に会社で出会える可能性もありますね。
また、最近では、本社が都内でも在宅ワークOKという会社も増えてきています。特にWeb関係の仕事が多いですね。ネット環境とパソコンがあればどこにいても働けるからです。
あるいはフリーランスとして働くという選択肢もあります。働く場所だけでなく、働く時間も自由度が高いのがフリーランスの強み。
波がいい日はサーフィン、よくない日は仕事、なんて夢のようなスケジュールの組み方もできるかもしれません。
もちろん楽にお金を稼げるわけではないので、自分のスキルや人脈をしっかりと持っておくことが大切ですね。
ポイント②:街の雰囲気が心地よいかチェック!
久しぶりに山入ってきて。
— サトモノ 掘エミイ (@emy8satomono) November 15, 2021
鼻の奥が痛くなるほどに空気は冬になり、
朝靄が息を呑むほど美しく。
もうこれだけで良い。
心底移住してきて良かったと思える。#里住#移住#冬の里山 pic.twitter.com/eQBqh7Ez5D
サーファーにとって意外と見落としがちなのがその街の雰囲気。
「いい波があるかどうか」を最重視しがちですが、実は暮らしていく中で「その街を居心地がいいと思えるか」が大切です。
道路が広くて人も少ないのんびりとした街、オシャレなカフェが多い街、あるいはお店は少ないけれど自然が豊かな街など、同じ海の近くでも街の雰囲気は違います。
その街の空気にあなたがフィットするかチェックしてくださいね。
ポイント③:国や自治体の移住支援制度を忘れずに使おう!
最後にワンポイントアドバイス!
移住候補地が絞られてきた段階で、あなたが使える移住支援制度はあるかを必ずチェックすべきです。
例えば、東京23区に住んでいるor通勤している方が地方に移住すると、移住支援金として最大100万円が支給されます。
東京への一極集中を分散させるために、国が行なっている支援制度のひとつです。
また、移住先の各自治体でも移住支援が手厚いところも。
ちなみに海の近くに移住する人は多いので、サーファーに人気の街ではだいたい支援が手厚いですよ
実際に住んでから移住するか決めたいという方には、移住体験の宿泊費を支援してくれる地域もあります。
いきなり引っ越すのではなく、まずは数ヶ月暮らしてみて街の雰囲気を感じてみる。賢い選択です。
わたしにぴったりの地方暮らし、どんなタイプだろう?という方にオススメ✨
フリーランスにオススメの移住はこちらで解説しています。