有機農家を訪問

千葉県有数の有機農家を訪問!新規就農の壁を乗り越えた強い夫婦の絆

こんにちは、あぐりマッチ編集部です。

3月は、厳しい冬が終わり、ポカポカした陽気な季節ですよね。徐々に暖かい日も増えますが、三寒四温という言葉もあるように、また2月の寒さに戻る日もあります。

まだまだ体調管理に気をつけて過ごしていきたいですね。

そんなちょうど「3月なのに寒い日」に、とある農家さんのもとで農業ボランティアをしてきました!

〜デイリーファーム〜本日の農家さん

今回、私が訪問したのは、千葉県で有機農業をされている「三つ豆ファーム」さんです!!

三つ目ファーム

「三つ豆ファーム」の経営者は山木さん。3haもあるこちらの農場でお手伝いしてきました!

3haもある三つ豆ファームの農場

3haもある三つ豆ファームの農場

農家トーク 就農のお話

一緒に作業する中で恒例の農家トーク。今回は山木さんの就農に関するお話をご紹介!

三つ豆ファームの経営者である山木さんについてですが、山木さんは、なんとあの筑波大の大学院を卒業されて新規就農された農家さんなんです。

山木さんは、兼ねてから環境問題に強い問題意識を感じていたそうです。バックパッカーとして、日本各地を点々とし、自然の豊かさを噛み締めていた時期もありました。そんな中、ある時山木さんは有機農業こそが環境問題を解決する術なのではないかと考えたことから農業界に新規参入することに。

農業の研修先で現在の奥さんと出会い、その後一緒に農園を立ち上げました。

就農後、当初は大学院を卒業した頭脳やバックパッカーとしての経験もあり、農業も自分なら上手く出来るのではないかという考えがあった山木さん。しかし、現実は上手くいかない日々の連続で、なかなか儲からない時期もありました。

「一人なら農業を続けることはできなかった。」

苦しい時期も、なお立ち上がることができたのは、奥さんの支えがあったから。優しい顔つきで山木さんはそう語ってくれました。

「一緒に乗り越えようと、共に苦難を乗り越える相棒として側にいてくれた」

奥さんがいたからこそ、ここまで来れたというお話。すごく感動的でした💖

農家のご飯

奥さんの手作り料理。お日様をいっぱい浴びて育った新鮮な野菜。すごーく美味しそう!!

農業について語ってもらいました

最後に、山木さんに農業についてお話を伺いました。

三つ豆ファームの木本さんの話

夕日をバックに農業について語ってもらいました

ーなぜ無農薬栽培をするのか

「僕が無農薬栽培をするのは、畑が好きだからです。儲かるからではないですね、むしろ稼ぐことを第一に考えるなら足枷かもしれません。有機肥料で育てると、土壌の生物相が多様化するんですよ。色んなバクテリアとか、虫とか。そんな自然が感じられるような、生き生きとした畑が好きなんです。自分の性格にも合っていますし、これからも続けていきたいですね。」

無農薬トマト

有機農業で栽培されたトマト

ー農業の魅力とは

「農業の魅力は、生活と仕事の境目がないことですかねー。人間らしい自然な生活を送ることが出来るのがいいところです。子供たちと生活リズムも合いますしね(笑)」

人間らしい生活。バックパッカーとしても生きてきた経験がある山木さんだからこそ出てくる言葉ですね。家族との時間を大事に出来る、絆を育むことが出来るのも農家ならではの良さです。

「三つ豆ファーム」の皆さん、農業体験、そして素敵なお話、ありがとうございました!

あぐりマッチで素敵な農家と出会おう!

あぐりマッチでは様々な農家さんと出会うことができます。あなたも、一緒に農業をしてみませんか?自然な生き方が出来る農家さんとの暮らしを見つけることもできますよ。