きんぴらや筑前煮など和食にはかかせない”ゴボウ”。
常温保存にも適しており、そのまま置いておくだけでもある程度が保存できます。
しかしいつの間にか、
ふにゃふにゃになっていた…
カビが生えてた…
など、油断して腐らせることってありますよね。
そこで今回は、ゴボウを長期保存する方法を5つの項目に分けて解説します。
1. ゴボウの常温保存方法
2. ゴボウの冷蔵保存方法
3. ゴボウの冷凍保存方法
4. 乾燥ゴボウにして保存する方法
5. ゴボウの長期保存に最適な方法は?
「たくさんもらったゴボウの保管に困っている」「食べきれずよく腐らせる」という悩みを解決しちゃいましょう♩
ゴボウの常温保存
まずは、常温での保存方法を解説していきます。
ゴボウは夏場以外の涼しい時期であれば、常温保存が可能です。
期間1ヵ月|土付きゴボウの常温保存方法
土付きゴボウにかぎり、常温で1ヵ月ほど日持ちさせることができます。
洗ってしまうとすぐに傷むので、常温保存する場合は土の付いたままにしましょう。
①保存しやすい長さにカットする
②カットしたゴボウを新聞紙に包む
③冷暗所に置く
なお、短くカットしてしまうとその分傷みやすくなるため、長めにカットしましょう。
また、夏場の常温保存は1週間ほどで傷んでしまうので注意してくださいね。
長くて邪魔な場合は切って野菜ストッカーに入れましょう
ゴボウって長くて邪魔になる…
そう思ったことはありませんか?
そんな時は、34cmの奥行きがある野菜ストッカーで保管しましょう。
また、ストッカーの幅が30cmであるため、冷蔵庫やシンクの間など狭い隙間に設置することができますよ。
「野菜などのストックに使用しています。野菜室いっぱいなのでたすかりました」(出典:アマゾン 口コミ)
期間2ヵ月|土に埋めて長期保存する方法
ゴボウを土に埋める方法では2ヶ月ほど日持ちします。
なお、下記の方法は庭などのスペースがある方に限ります。
①ゴボウが収まるサイズの穴を掘る
②寝かせてゴボウを置き土をかける
③直接雨があたらないようにシートやトタンを被せる
また下記は、ゴボウが傷みやすい環境です。当てはまらないかをチェックしましょう。
・乾燥しすぎている土
・水分を含み過ぎている土
・夏の暑い時期
読んでいる途中で忘れてしまっても安心です♩
ゴボウの冷蔵保存
常温保存の次は冷蔵保存です。
土付きゴボウと洗ったゴボウでは保存期間が大きく変わるので注意してくださいね。
保存期間2ヵ月|土付きゴボウの冷蔵方法
土付きゴボウの冷蔵期間は2ヵ月ほどになります。
①冷蔵庫に収まる長さにカットする
②カットしたゴボウを新聞紙で包む
③包んだゴボウをビニール袋に入れ冷蔵庫へ
時折、新聞紙を取り替えると日持ちしやすいですよ。
保存期間1週間|洗ったゴボウの冷蔵方法
洗ったゴボウの保存期間は1週間ほどになります。
①ゴボウの水分をしっかりと拭き取る
②冷蔵庫に入る長さ(できるだけ長め)にカットする
③ラップでピシッと包み冷蔵庫へ
洗ったゴボウは傷みやすく日持ちしません。
そのため、洗ったゴボウやカットしたゴボウは後述する冷凍保存をおすすめします。
ゴボウの冷凍保存
お次は、冷凍保存です。
切ったり洗ったりしたゴボウはあっという間に傷んじゃう…
こんな経験はありますよね。
洗ったり切ったりすると、残念ながら日持ちしません。
しかし下記の方法で冷凍すれば、長期保存できる上、必要なときにサッと使えて便利です♩
保存期間1ヵ月|生ゴボウの冷凍方法
生ごぼうの冷凍期間は1ヵ月ほどになります。
①ゴボウをよく洗い、5cmほどのぶつ切りにする
②2〜3分ほど水にさらして後、水分をよく拭き取る
③料理に必要な分ずつ小分けにしてラップに包む
④保存袋に入れて冷凍庫へ
ポイントとしては下記2つです。
・ゴボウは長時間水にさらすと、アクが抜け変色も防げますが栄養も抜けていきやすいです。そのため、水にさらすのはほどほどにしましょう
保存期間1ヵ月|加熱ゴボウの冷凍方法
加熱したあとのゴボウの冷凍期間も1ヵ月ほどになります。
①ゴボウをよく洗い、千切りやささがきゴボウにする
②水分をよく切ってから、油でサッと炒める
③料理に必要な分ずつ小分けにしてラップに包む
④保存袋に入れて冷凍庫へ
炒めてから冷凍すると食感や味の劣化を防げますよ。
冷凍するときはジップロックでしっかり密閉しましょう
冷凍する際にしっかり密閉できていないと、あっという間に水分が抜けて傷んでしまいます。
イケアのかわいいジップロックできちんと密閉して冷凍しましょう。
「柄が可愛く食品やおもちゃの仕分けに便利です。冷凍、レンジも問題なく使えています。IKEAの店舗が近くにないのでAmazonで手軽に買えて嬉しいです。」(出典:アマゾン 口コミ)
冷凍ゴボウの調理方法
生ゴボウ:凍ったまま料理に合わせてカットする。解凍せずにそのまま筑前煮や味噌汁、きんぴらゴボウにしましょう
加熱ゴボウ:解凍せず、そのまま味噌汁やきんぴらに活用しましょう
保存期間1〜2ヵ月|乾燥ゴボウにして保存する方法
最後におまけ。
乾燥させて楽しむという方法もあります。
ゴボウは乾燥させて保存すると1〜2ヵ月は日持ちします。
①ささがきゴボウにして水にさらす
②アク抜きが終わったら水をしっかり切る
③天日干し用の網などに入れ、1〜2日ほど天日干しにする
④保存容器や保存袋に入れる
乾燥ゴボウの楽しみ方は、フライパンで煎った後にごぼう茶にするのがおすすめです。
結局、ゴボウの長期保存に最適な方法は?
いかがだったでしょうか?
今回はゴボウの保存方法を詳しく解説しました。
常温・冷蔵・冷凍と色々な保存方法を見てきましたが、最後に「ゴボウを長期保存する方法」を3つにまとめて、この記事を締めたいと思います。
1. 土付きゴボウ → 新聞紙に包み冷蔵|期間2ヵ月
2. 洗ったゴボウ → 適度な大きさにぶつ切りし冷凍|期間1ヵ月
3. ささがきなどカットしたゴボウ → 加熱して冷凍|期間1ヵ月
このように賢く保存すれば、ゴボウは最低1ヵ月は保存でき、腐らせることが少なくなりますよ。
上手に保存して、ゴボウをいつでもおいしく楽しめるようになりましょう♩
それではまた!