いちごの保存方法|冷蔵・冷凍のコツや長持ちする加工レシピ3選も紹介!

いちごの保存方法|冷蔵・冷凍のコツや長持ちする加工レシピ3選も

4月~6月が旬の大人気フルーツ”いちご”。

ついついたくさん買ってしまって、結局一度に食べきれず傷んでしまうこともありますよね。

そんなときに試したい「いちごを美味しく長期間保存できる方法」をご紹介します。

シンプルな冷蔵・冷凍保存のコツや、新鮮ないちごの見分け方、いちご酢・いちごジャム・いちごコンポートといった加工レシピもご紹介♩

いちごの保存に向いているのは常温?冷蔵?

いちごの保存に向いているのは常温?冷蔵?

いちごの保存に最も適している温度は、だいたい0℃~5℃くらい。

加工せずにそのまま食べる場合は、冷蔵庫の野菜室(通常温度は3℃~8℃)に入れておくのがベストです!

採れたてで新鮮なものであれば約2日ほど常温保存できますが、いちごを長持ちさせたいのであれば、高温・乾燥は大敵。

正しい方法で、冷蔵or冷凍するのが大事です。

いちごを冷蔵保存する方法|保存期間1週間

【1週間持つ】いちごを冷蔵保存する方法

まずは冷蔵で保存する方法です。

いちごは冷蔵保存すれば1週間ほど日持ちします。

ここで、できるだけ長持ちさせるポイントを3つご紹介!

ポイント①:アルミホイルに包んで保存する

いちごは乾燥に弱く、冷蔵庫にそのまま入れておくと劣化が早まってしまいます。また、収穫をしたあとでも陽を浴びれば、糖分を消費して成長を続けます。

そのため、アルミホイルに包んで乾燥から守りつつ、光を遮断することで成長を止めるのがおすすめ。いちごの甘さを残したまま保存できますよ。

細菌やカビの増殖も抑えられるのもGood!

ポイント②:いちごのヘタの方を下に置く

いちごは、尖っている方に行けば行くほど甘くなります。また、触れ合っているところから劣化が進み、傷みやすくなることも。

甘さを損なわず劣化を防ぐために、ヘタを下にして保存しましょう。ヘタは固くて丈夫なので、実の劣化を防いでくれます。

購入後はなるべくパックから取り出して、いちご同士がくっつかない大きさの容器に移し替えるのがおすすめです。

ポイント③:洗うのは食べる前

いちごの皮はとても薄く、水に濡れたところから傷んでいきます。赤く熟したいちごは特に柔らかいので、洗うのは食べる直前がベスト

洗う際は、ヘタを取らずに洗います。ヘタを取ってから洗うと、甘みを含んだ果汁が流れ出てしまい、水っぽい食感になってしまいます。

いちごを冷凍保存する方法|保存期間1ヶ月

【約1か月持つ】いちごを冷凍保存する方法

より長持ちさせたい場合は、冷凍保存がおすすめ。

まずは、いちごを軽く洗ってからヘタを切り落とし、ペーパータオルなどでしっかり水気を取ります。

次に、保存したいいちごの重さの5%~10%分の砂糖をまぶします。だいたい1パック大さじ2杯くらいが目安です。砂糖をまぶすことで表面をコーティングしてくっつきにくくするうえに、甘みを閉じ込める効果があります。

最後に、いちごを2~3個ずつくらいに分けてラップに包み、冷凍用の保存袋に入れましょう。このとき、できる限り空気を抜くことで、いちごから水分が抜けるのを防げますよ。

冷凍いちごを食べるときは半解凍がおすすめ

一度凍らせたいちごを完全に解凍すると、水っぽくなり食感と味が損なわれます。

そのため、全解凍せずに半解凍にして、シャーベット状で食べるのがおすすめです。

また、冷凍保存したいちごは、そのまま食べるよりもお菓子やジュースなどに加工した方が美味しくいただけます。

いちごジャムにしたり、スムージーにしたりマフィンの具材にしたりするのもいいですね♩

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いちごを長期間保存できる加工レシピ3選

いちごを長期間保存できる加工方法

いちごは加工調理してから保存することで、通常の保存よりも長持ちさせられます。

ここでは、いちごの保存レシピ「いちご酢」「いちごジャム」「いちごコンポート」をご紹介します♩

冷蔵で1か月持つ「いちご酢」

ダイエット中の人や、高血圧・便秘のお悩みがある人にもおすすめな「いちご酢」。

材料

いちご:250g
氷砂糖:250g
酢:500ml

作り方

作り方はとても簡単。瓶などの容器に、いちごと氷砂糖、酢を入れるだけ。

冷蔵庫で1か月の保存が可能です。

冷蔵で約1年持つ「いちごジャム」

トーストに塗ったりお菓子づくりに使ったりと、使い勝手バツグンな「いちごジャム」。

いちごが安いときにまとめ買いをして、ジャムにして冷蔵保存しておくのもおすすめです。

材料

いちご:約300g
砂糖:100g


作り方

いちご(冷凍したいちごは凍ったまま)を鍋に入れ、いちごの量の半分くらいの砂糖と煮込んでジャムにすれば、約1年間ほど長期保存できます。

そこまで長く保存できなくてもいい人や甘すぎるのが苦手な人は、砂糖の量をもっと減らしてつくりましょう。

冷凍で約1か月持つ「いちごコンポート」

コンポートとは、果物を水や薄めの砂糖水で煮てつくるヨーロッパの伝統的な保存方法のこと。

ジャムと同じで煮る長さを短くするだけなので、ジャムよりお手軽に作れます。

材料

いちご:約300g
砂糖:100g

作り方

いちご(冷凍したいちごは凍ったまま)を鍋に入れ、いちごの量の半分くらいの砂糖を入れて15分ほど煮込めば完成です。

冷蔵保存での日持ちは3~4日ほどですが、冷凍しておけば約1か月長持ちさせられます。

新鮮ないちごの見分け方

新鮮ないちごの見分け方

どの方法で保存するとしても、いちごはできるだけ新鮮なものを選びたいですよね。いちごを買うときに役立つ、見分け方をご紹介します。

いちごの実がヘタのギリギリまで赤く全体的にハリツヤがあり、よく見ると産毛が生えており、ヘタが大きく反り返っていて、少し湿っているものが新鮮な証拠です。

ヘタが下を向いてしまっていると収穫から日が経っている証拠です。

冷蔵保存したいちごのハリを取り戻す方法

冷蔵保存したいちごのハリを取り戻す方法

冷蔵保存しておいたいちごは、どうしてもハリツヤがなくなってしまいます。

時間が経つと甘みが抜けて酸味が強くなり、食感も水っぽくなりますよね。

そこで、冷蔵保存したいちごを加工せずに生のまま食べたいときに試したい、ハリを取り戻す方法をご紹介!

冷蔵いちごのハリ・ツヤを取り戻す方法
① いちごが全部入るくらいのボウルに、50℃くらいのお湯を用意する
② ヘタがついたままのいちごを、お湯のなかに2分間入れる
③ 取り出したら水気をよく切って食べる

たったこれだけで、へなへなになったいちごにみずみずしさとハリが戻り、甘みが増して美味しく食べられます。ぜひお試しあれ。

いちごの保存はていねいに

いちごを美味しく食べよう

いちごのおすすめ保存方法【まとめ】
・そのまま食べたい場合 → 冷蔵庫の野菜室で保存|保存期間1週間
・長く保存したい場合 → 砂糖をまぶして冷凍保存|保存期間1か月
・さらに長持ちさせたい → ジャムにして冷蔵保存|保存期間1年

いかがだったでしょうか?

いちごは乾燥に弱く傷みやすいフルーツ。甘〜いいちごをフレッシュな状態で食べるためにも、保存方法には十分注意してくださいね♩

それではまた!