野菜とは思えないほど甘くておいしいカボチャ。
煮物やスープなどの料理で大活躍です♩
ですが、大きいカボチャは食べ切れないことが多く、このような経験をしたことはありませんか?
いつの間にかカビが生えていた…
冷蔵庫から出したら変な匂いがした…
そこで本記事では、カボチャを長持ちさせる方法を知るために下記5つを解説します。
1. カボチャを保存する際のポイント
2. 丸ごとカボチャを常温保存する方法
3. カボチャを冷蔵保存する方法
4. カボチャを冷凍保存する方法
5. カボチャのおすすめ保存方法
「食べきれないことが多い…」という方でも、カボチャを賢く日持ちさせることができますよ♩
カボチャを保存する際のポイント
カボチャを保存する際にはいくつかの注意点があります。
まずは、カボチャを日持ちさせるうえで大切なポイントをおさえましょう。
新鮮なカボチャの選び方
カボチャを長持ちさせるなら、新鮮なカボチャを購入しましょう。
【丸ごとカボチャ】
・重たくて形が均一で濃い緑色のもの
・へたの周囲がへこんでいたり亀裂が入っていたりする
・ヘタが乾燥している
【カットカボチャ】
・種がぎっしりつまっている
・身が分厚くて色がきれいなもの
なお、まるごとカボチャのヘタ付近のへこみ、亀裂、乾燥はカボチャが熟成している証ですよ。
カットカボチャはワタと種と取る
スーパーで売られているカボチャは何等分かにカットされていますよね。
実は、カボチャはワタと種から傷んでいくんです。
そのため、カットカボチャを購入したら、ワタと種は必ず取り除いてくださいね。
カボチャの保存は冷暗所で
丸ごとカボチャの最適な保存温度は10℃ほどです。
そのため、常温保存する際は涼しくて湿気のこもらない冷暗所で保存しましょう。
また、夏場などの暑い時期は、常温保存に適さないので冷蔵をおすすめします。
丸ごとカボチャを常温保存する方法|期間1〜2ヵ月
カボチャを丸ごと常温保存すると、冷暗所で1〜2ヵ月は保存できます。
①新聞紙一枚を半分に切り広げる
②カボチャのヘタ側を下にして、新聞紙の中心に置く
③新聞紙の角からカボチャの中心に向け折り包む
④残り3箇所も同じようにして折り包んでいく
⑤包み終えたら、ヘタ側を上にして冷暗所で保存する
新聞紙がバラけてくるようであれば、テープで固定しましょう。
また、カボチャを常温保存すると、さらに熟成が進み甘みと栄養価が増えますよ。
水洗いやレンジ使用もOKな多機能バスケット
野菜を保存するカゴって汚れやすい…
こんな経験はありませんか?
こちらのバスケットであれば、水洗いでき食洗機にも対応しています。そのため、汚れてしまってもサッと洗えていつでも清潔に保てますよ♪
「冷蔵庫でいっぱいになった野菜の保管に小型ワインセラーを代用。ジャガイモを新聞で包みポリ袋に入れてこのバスケットに置いてワインセラーへ。少し小さめの保管庫にも少しバスケットを歪めると容易に入るし、汚れてもバシャバシャ洗える。おかげでジャガイモが本当に長く保管できた。」(出典:Amazon 口コミ)
カボチャの冷蔵保存
次はカボチャの冷蔵保存について解説しますね。
暑い時期やカットしたカボチャは冷蔵保存するようにしましょう。
丸ごとカボチャの冷蔵方法|2〜3ヵ月
丸ごとカボチャを冷蔵すると、2〜3ヵ月は日持ちします。
①新聞紙一枚を半分に切り広げる
②カボチャのヘタ側を下にして、新聞紙の中心に置く
③新聞紙の角からカボチャの中心に向け折り包む
④残り3箇所も同じようにして折り包んでいく
⑤包み終えたら保存袋に入れて、ヘタ側を上にして野菜室で冷蔵する
カボチャを包んでいる新聞紙が湿ってきたら、取り替えてあげると長持ちしやすいですよ。
半分にカットしたカボチャの冷蔵方法|期間1週間
半分にカットされたカボチャは傷みやすく、冷蔵でも1週間ほどしか日持ちしません。
①カボチャのワタと種を取り除く
②カボチャ全体をラップでピシッと包む
③野菜室で冷蔵する
カボチャは、切り口が多いほど傷みやすくなるので注意しましょう。
また、スライスカボチャやぶつ切りカボチャは冷蔵でも2〜3日しか日持ちしませんので、早めに使い切るようにしてくださいね。
煮たカボチャの冷蔵方法|期間5日
カボチャの煮物は5日ほど冷蔵保存できます。
①清潔で乾燥しているお箸やスプーンを用意する
②そのお箸かスプーンで保存容器に入れる
③ラップか蓋をしてしっかり密閉する
清潔なお箸やスプーンを使うことで、雑菌の繁殖を抑制でき日持ちさせることができます。
そのため、食事の際も取り分けるようのお箸かスプーンを使うようにしましょう。
北欧テイストのオシャレな保存容器
保存容器が変形したり変色したりした経験はありませんか?
こちらの保存容器は、耐熱ガラス製であるためレンジやオーブンで加熱することができます。
料理を耐熱容器に移す手間を省けるのに加えて、見た目もオシャレなため食器としてもそのまま活用できますよ♪
「中身が見えるので、冷蔵庫に入れっぱなしでダメになることがなくなりました。それにプラスティック保存容器に比べ具材の持ちがずっと長くなりました。ガラスだと容器に雑菌が付着しにくいからかなと思っています。」(出典:Amazon 口コミ)
カボチャの冷凍保存
最後は冷凍方法です。
カットした生かぼちゃやカボチャの煮物を長期保存したいときは、冷凍するようにしましょう。
カット生カボチャの冷凍保存|期間2週間
カット済みのカボチャでも冷凍すれば2週間は保存できます。
①カボチャのワタと種を取り除く
②カボチャに付いている水分をしっかり拭き取る
③調理用途に合わせて切っておく
④ラップで一度の料理分ずつ小分けにする
⑤保存袋に入れて冷凍庫へ
空気が入っていると酸化による傷みが生じるため、ピシッとラップして保存袋の空気は抜きましょう。
またかぼちゃを冷凍すると、どうしても味や食感が落ちてしまいます。
冷凍カボチャを美味しく食べたいのであれば、後述するマッシュカボチャにしてから冷凍するようにしましょう。
マッシュカボチャの冷凍保存|期間2週間
マッシュカボチャを冷凍すると2週間ほどは日持ちします。
①カボチャを4〜5cm角に切り分けて、柔らかくなるまで茹でる
②木べらなどでカボチャを潰す
③マッシュ状になったカボチャをラップで小分けにする
④保存袋に入れて冷凍庫へ
冷凍マッシュカボチャは、解凍せずそのままスープなどに調理して楽しみましょう。
煮たカボチャの冷凍保存|期間1ヵ月
カボチャの煮物を数日で食べきれそうにない場合は冷凍保存しましょう。
なお、カボチャの煮物を冷凍すれば1ヵ月は保存できますよ。
①1食分ずつラップで包む
②保存袋に入れて冷凍する
カボチャの煮物の解凍は、冷蔵庫で自然解凍しましょう。
まとめ:カボチャのおすすめ保存方法
いかがでしたでしょうか?
今回は、丸ごとやカット済みのカボチャなどの保存方法を詳しく解説しました。
最後に、これまで紹介してきた”カボチャを長持ちさせるポイント”をまとめます。
・真夏以外の涼しい時期 → カボチャを丸ごと常温保存|期間1〜2ヵ月
・真夏の暑い時期 → カボチャを丸ごと冷蔵保存|期間2〜3ヵ月
・カット済みのカボチャ → 料理用途合わせてカットするかマッシュにして冷凍保存|期間1ヵ月
カボチャの状態に合わせて上手に保存し、ロス無くカボチャを使い切れるようになりましょう♪