水菜の保存方法|みずみずしく長持ちさせるコツとは?

水菜の保存方法|みずみずしさをキープさせるコツって?

サラダや鍋など、生でも火を通してもシャキシャキの食感を楽しめる「水菜」。

ですが、そのまま冷蔵庫に入れて3日もすると、すぐにしなびてしまいますよね…

そこでこの記事では、「新鮮な水菜の見極め方」「長持ちさせる水菜の冷蔵保存・冷凍保存のテクニック」「しなびたときの対処法」をご紹介します。

「水菜をみずみずしく日持ちさせたい!」という方は、ぜひ参考にしてみてください♩

新鮮な水菜の見極め方

新鮮な水菜の見極め方

水菜の保存方法を解説する前に、そもそもスーパーで水菜を選ぶ際に「鮮度が長持ちする水菜」を見抜く方法を紹介しておきます。

水菜選びでもっとも見るべきポイントは、葉先がピンと張っていてみずみずしさがあるかどうかです。

ほかにも、以下のようなポイントに注意して購入することをおすすめします。

・葉っぱの緑色は鮮やかか
・葉っぱの緑色と茎の白色の違いはハッキリしているか
・茎はツヤがあってまっすぐに伸びているか
・切り口の株が小さいか
・全体的にボリュームがあるか

もしも茎に黒ずみや変色があったりブヨブヨしたりする場合は、傷んでいる可能性が高いので避けるといいでしょう。

冷蔵保存のテクニック|10日も鮮度を保てるの?

水菜の鮮度を約10日保てる「冷蔵保存」のテクニック

水菜のシャキシャキ感を楽しむには、冷蔵して食感が失われないうちに早めに調理するのがベストです。

とはいえ、スーパーで買ったときの袋のまま冷蔵保存すれば、3日もすればしなびてきますよね。

というわけで、水菜の鮮度が10日ほど続く「冷蔵保存のテクニック」や「保存に適したアイテム」を順に紹介していきます♩

① 水菜をカットして水にさらす

水洗いした水菜を5〜6cmくらいの食べやすい大きさにカットして、水の入ったボウルに1~2分ほどさらします。2分後、キッチンペーパーなどで水気を拭き取りましょう。

② キッチンペーパーでつつむ

水菜の乾燥を防ぐため、キッチンペーパーにつつんでいきます。冷蔵保存できる密閉容器に乾いたキッチンペーパーを敷いて水菜を置き、上からさらにキッチンペーパーをかぶせます。

③ 密閉容器に入れて冷蔵室で保存する

保存するときは、空気が入らないように蓋でしっかり密閉して、冷蔵室で保存しましょう。もし保存中にキッチンペーパーが湿ってきたら、都度取り替えながら調理に使用します。

水菜の冷蔵保存におすすめの容器

こちらはワンタッチで真空保存できる保存容器です。「真空保存」することで酸化や菌の繁殖を防ぎ、鮮度が長持ちします。

冷凍保存にも対応しているほか、電子レンジ用のフタ付きで温めも可能ですよ。

冷凍保存のテクニック|保存期間はなんと1ヶ月

水菜の鮮度を約1か月保てる「冷凍保存」のテクニック

すぐに消費できないときや大量に購入してしまうことってありますよね。

そんな方には「冷凍保存」がおすすめです。なんと1ヶ月の期間、鮮度を保つことができますよ。

ここでは「水菜を冷凍保存する方法とポイント」のほか、「保存におすすめのアイテム」を紹介します。

① 水菜を水洗いしてカットする

水菜を水洗いしてから、5〜6cmくらいの食べやすい大きさにカットします。鍋・煮物・汁物など、どんな調理に使うかをイメージしてカットする大きさを決めましょう。

水洗いした後は、ペーパータオルでおさえて軽く水分を拭き取ります。

② フリーザーバッグに入れて冷凍する

フリーザーバッグに水菜を入れて、平たくならします。しっかり空気を抜いて袋の口を閉じ、密閉した状態で冷凍庫に入れましょう。

③ 調理時の解凍方法

冷凍した水菜は、冷蔵庫に入れて自然解凍することで彩りゆたかに調理できますが、煮物やスープなどに使用する際は解凍せずにそのまま調理も可能です。

サラダなどの生食ではなく、必ず加熱調理して食べましょう。

水菜の冷凍保存におすすめのフリーザーバッグ

こちらは野菜のシャキシャキ感を長持ちさせられるフリーザーバッグです。袋に練り込まれた「ゼオライト」が野菜や果物から出るエチレンガスを吸着して腐敗を遅らせます。

しなびた水菜の鮮度を回復させる「50℃洗い」

しなびた水菜の鮮度を回復させる「50℃洗い」

もしも冷蔵保存や冷凍保存ができずに水菜がしなびてしまったときは、どうしたらよいのでしょうか

そんなときは、水菜のシャキシャキ食感を回復させる「50℃洗い」を試してみるのがおすすめです。

やり方は、ボウルにはった50℃のお湯の中を準備し、水菜を入れて2分ほどつけるだけ。2分後に水菜の水気を切ると、葉っぱの鮮度が戻りますよ。

時間が経ちすぎていて鮮度が戻らなかった場合でもご安心を。おひたし煮物など、やわらかくなった水菜を活かした料理に使うと美味しく食べられます。

もし、変色やぬめりがある場合は、傷んでいるため廃棄しましょう。

冷凍保存した水菜のおすすめレシピ「水菜とツナの塩和え」

水菜とツナの塩和え

最後に、冷凍保存した水菜を美味しくいたける、おすすめレシピを紹介します。

冷凍した水菜は、サラダなどの生食以外の調理に活用できます。

冬は鍋への利用もおすすめですが、シャキシャキ感を楽しめる「あえもの」にもおすすめです。

あなたの食卓のプラス一品にどうぞ!

材料

水菜:200g
塩:5g
ツナ缶:1缶
ブラックペッパー:少々
オリーブオイル

作り方

① 冷凍した水菜は、冷蔵庫で自然解凍します。耐熱皿に移してラップをかけ、500Wのレンジで2分加熱。水分が出ていたら捨てます。

② 水菜が熱いうちに塩をふります。油をきった「ツナ缶」と「ブラックペッパー」「オリーブオイル」を入れて混ぜあわせれば完成。

水菜のシャキシャキ食感が長く続く保存方法を選ぼう

水菜のシャキシャキ食感が長く続く保存方法をしよう

いかがだったでしょうか?

水菜は、保存したい期間や調理方法にあわせて「冷蔵保存」か「冷凍保存」をすることで、水菜ならではのシャキシャキ感を長い期間楽しめます。

「もう一品…」というときにも便利ですし、なにかとアレンジしやすい食材なので、お値打ち価格のときにたくさん買って冷凍保存しておくのもおすすめです。

ぜひ賢い保存方法で長持ちさせて、新鮮な状態で味わってくださいね♩