見た目が美しく、サラダやスープ、炒めものなど、さまざまな料理に使える野菜「カリフラワー」。
ビタミンCや食物繊維などの栄養素も多く含まれるため、できるだけ新鮮な状態でいただきたいですよね。
そこでこの記事では、おいしさや純白な色味を長く保てる「カリフラワーの保存方法」をご紹介します!
また、冷凍カリフラワーのレシピ、保存に便利なグッズ、用途に応じたベストな保存方法もご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください♩
美味しいカリフラワーの選び方
カリフラワーは、秋から冬にかけて食べごろになる野菜です。
なかでも色もちしやすく鮮度が続きやすいカリフラワーを選ぶには、いくつかポイントがあります。
まず、白い部分が硬くてずっしりと重みがあるカリフラワーを選ぶのがおすすめ。カリフラワーの重さは、水分と栄養が行き渡っている証拠です。
また、まわりについている葉っぱは、濃い緑色でハリがあるかどうかを見ます。切り口が乾燥してカサカサしているものは、古くなっているので避けましょう。
カリフラワーはすぐ加熱調理!
カリフラワーは乾燥しやすく傷むのが早いため、なるべく早めに加熱調理した方がおいしく食べられます。
というのも、生の状態では茎が伸びたり花蕾が開いたりと成長が進みやすく、おいしさが損なわれるからです。
保存期間1週間:カリフラワーの「冷蔵方法」
カリフラワーの冷蔵保存には、「生のまま」か「茹でてから」の2つの方法があります。どちらも1週間ほど冷蔵保存が可能です。それぞれのやり方をご紹介します。
“生のまま”冷蔵保存する
カリフラワーを生のまま冷蔵保存する場合は、花蕾の部分をキッチンペーパーでおおって、ポリ袋やラップをかぶせてなるべく空気を抜いた状態で保存することで乾燥を避けられます。
冷蔵庫の「野菜室」でなるべく立てた状態で保存しましょう。横に寝かせると下の部分が傷みやすくなるので注意が必要です。
“茹でてから”冷蔵保存する
加熱することで茎が伸びたり花蕾が開いたりすることを抑えられ、カリフラワーの色味やおいしさを保てます。
茹でるときは、栄養素が流出しにくい「まるごと茹で」がおすすめです。
茹で〜冷蔵保存の手順
手順①:まず茎をカットして、塩を少し加えて沸騰させたお湯にカリフラワーの花蕾が上にくるように入れてふたをします。このとき、お酢かレモンを大さじ1加えると白く綺麗に仕上げられるので、お持ちの方はお試しください。
手順②:2分ほど茹で、上下をひっくり返してさらに2分茹でたら完成です。調理をするときにも熱が加わるので、少し固めに茹でましょう。
手順③:水分が残っていると劣化しやすくなるため、粗熱をとった後はキッチンペーパーで水気を拭き取ります。1食分ずつ小分けにしてラップに包んで冷蔵すると、調理のときに便利です♩
レンジで簡単に蒸せる便利アイテム
耐熱温度200度、耐冷温度-20度で、電子レンジやオーブンにも使えるシリコンスチーマー。ザルにもなるコランダーで水切りしてチンすれば、蒸し野菜も簡単に作れます。
カリフラワーの下茹でをする時間がない方におすすめです。
蒸し野菜がレンジで簡単に作れます。 量もかなり入るので、1〜2名分のメインのおかず、又は3〜4人分のサブのおかずになります。レンジから取り出して、お皿の上にスチーマーを折りたたんで載せればそのまま食卓に出せます。(出典:Amazon)
保存期間1か月:カリフラワーの「冷凍方法」
カリフラワーを冷凍保存する場合は、必ず加熱調理しましょう。
冷蔵保存と同様、加熱したカリフラワーの粗熱をとり、キッチンペーパーなどでしっかりと水分を拭き取ったあと、1食分ずつ小分けにしてラップに包んで冷凍保存します。
冷凍後の調理方法ですが、サラダに冷凍カリフラワーを使う場合は、茹でる・蒸す・電子レンジ加熱のいずれかの方法で、必ず加熱調理をしましょう。
スープや煮物など、汁物に使用する場合は凍ったままでOK。
炒め物に使う場合は、自然解凍か電子レンジで解凍して使います。
冷凍から解凍までできるガラス容器
-20度までの冷凍保存に対応、フタを外せば400度までのレンジやオーブンに対応できる、保存容器としても便利なガラス容器セット。そのまま食卓に出せて洗いものも減らせる、おしゃれでシンプルなデザインです。
丁寧に梱包されて届きました。大2つ、中2つ、小4つの計8つのセットで使いやすいです。パッキンもホワイトで、蓋には空気孔があります。4方向からのロックでしっかり密閉できました。
電子レンジ、オーブン、食洗機、冷凍も可能でいろいろな場面で使用できました。保存容器はガラス性の方が色残りや匂い残りがなく、長く使えるのでとても重宝します。オススメの商品です。(出典:Amazon)
冷凍カリフラワーのおすすめレシピ「ポタージュ」
冷凍カリフラワーは生のカリフラワーに比べて「味や食感が落ちる」と感じる方も多いでしょう。
そこで冷凍カリフラワーを美味しくいただけるおすすめのレシピ「カリフラワーのポタージュ」の作り方をご紹介♩
材料(2人分)
冷凍カリフラワー:200g
玉ねぎ:1/2個
水:200cc
牛乳:300cc
コンソメ顆粒:小さじ1
小麦粉:小さじ1.5
塩・こしょう:適量
乾燥パセリ:適量
作り方
① 薄くスライスした玉ねぎを耐熱皿に入れて、ラップをかけて約2分半加熱します。
② 鍋に「水」「冷凍カリフラワー」「玉ねぎ」「コンソメ顆粒」「牛乳」を入れて5~6分煮ます。煮たったら冷ましましょう。
③ 粗熱が取れたらミキサーに移して「小麦粉」を加え、なめらかになるまで混ぜます。
④ ミキサーから鍋に戻して、混ぜながら火にかけます。とろみが付いたら「塩・こしょう」で味を調えましょう。器に盛り、パセリを飾ったら完成です。
お弁当にもおすすめなスープポット
おしゃれでお弁当の時間が楽しみになる「DEAN & DELUCA」のスープポット。完全密閉のステンレス二重構造で、80度以上は1時間、53度以上は6時間、保温・保冷効果がつづきます。サラダやフルーツ、スープにもおすすめ。
以前から気になっていて購入しました。
300mlの量じゃ少ないかなと少し心配でしたがちょうどいい量でした。
以前までタッパーにカレーを入れたりしていたので安心して持ち運びができるし便利です!分解もできるので洗いやすい!(出典:Amazon)
カリフラワーを賢く保存して、新鮮なまま日持ちさせよう!
カリフラワーのおすすめ保存方法【まとめ】
・お手軽 → 生のまま立てて冷蔵|保存期間1週間
・色味や美味しさを楽しみたい → 茹でてから立てて冷蔵|保存期間1週間
・長期間日持ちさせたい → 1食分ずつ小分けして冷凍|保存期間1か月
いかがだったでしょうか?
カリフラワーをしばらく食べないときは、なるべく早めに茹でるなど加熱調理をして冷蔵・冷凍保存することで、劣化を防ぎながら日持ちさせられます。
カリフラワーならではの白くてキレイな色みを損なわないように工夫して保存して、おいしくいただきましょう。