離島 移住 海 おすすめ

移住におすすめの離島を3タイプ比較!失敗しないための注意点も

海に囲まれた離島でのスローライフって憧れますよね。

しかし日本国内には400以上の有人島があって、その特色もさまざまです。しかも「実際に住んでみると思い描いていた離島生活と違う…」といった理想と現実のギャップが生まれることも。

そこでこの記事では、「離島に移住するメリット」「特色別で比較する、おすすめの離島」「失敗しない移住を叶えるために、注意すべきポイント」をご紹介します。

離島に移住するメリット

離島に移住するメリット

離島暮らしの最大のメリットは、豊かな自然美味しい食材にあります。休日はもちろん、仕事の空き時間にも観光やアクティビティを楽しめる、観光スポットへのアクセスのよさが魅力です。

また、満員電車や人混みなど、都市の生活では避けられないストレスから解放されて、生活の質の向上も期待できます。「密を気にせずに遊べて、開放的になれる」というコロナ禍ならではのメリットも。

 

島の住人が我が子のようにかわいがってくれたり、競争のストレスにさらされず伸び伸び育ったりする意味では、子育てにも適しているかもしれません。

最近は地方移住する人が増えていることもあって、移住者への就職斡旋や住宅補助などの支援制度を設けている自治体も増えているので、移住のハードルが低くなってきているのもメリットでしょう。

特色別で比較する、移住におすすめの離島

特色別で比較する、移住におすすめの離島

ひとくちに離島といっても、「都市にアクセスしやすい離島」や「観光資源に恵まれた離島」など、その特色はさまざま。どこの離島に移住するかによって、生活スタイルも変わります。

そこで、特色別でおすすめの離島をピックアップしてご紹介!比較して、あなたにピッタリの移住先を見つけてください。

都市にアクセスしやすい離島

伊豆大島(東京都)

 

東京から最短1時間30分のところにある「伊豆大島(いずおおしま)」。日本唯一の砂漠「裏砂漠」や、シンボルともいえる「三原山」などでも知られている島です。

ドラッグストア・スーパー・家電量販店・医療機関など生活インフラも整っており、映画館や大型ショッピングセンターなどの娯楽施設もあるため、都市部と変わらない便利な暮らしができます。

平日はワーケーションのように仕事ができ、休日は都心に足を伸ばしてショッピングもできる…まるで別荘地で暮らしているかのような、贅沢な滞在が叶う場所です。

能古島(福岡県)

 

姪浜(めいのはま)渡船場からフェリーでわずか10分。秋はコスモスの絶景が広がり、レトロでおしゃれなカフェや飲食店も多い、博多湾のリゾート島が「能古島(のこのしま)」です。

島内にコンビニやドラッグストアはありませんが、姪浜渡船場すぐのところに九州最大規模のアウトレットモール「マリノアシティ」などもあるため、買いものには困りません。

1時間に1~2本フェリーが出ていて福岡市内への通勤もできるので、都市部の移住希望者から人気の高いエリアです。

移住支援が手厚い離島

淡路島(兵庫県

 

神戸市につながる「明石海峡大橋」と鳴門市につながる「大鳴門橋」がかかり、神戸・大阪の市街地まで車で約1時間とアクセスに便利な離島「淡路島(あわじしま)」。

新婚世帯が移住すると、家の購入は最長3年間・リフォームは最大100万円・賃貸契約は月額最大1万円の補助金がでます。また女性や若者の起業で最大50万円の補助金が出る「洲本市女性・若者起業支援事業補助制度」も用意されているので、新天地で起業したい方にもおすすめ。

コンビニ・ドラッグストア・医療機関など生活インフラのほか、スナックやカラオケなどの娯楽も充実している便利さも魅力です。

周防大島(山口県

 

ハワイとの歴史上の結びつきから“瀬戸内のハワイ”と呼ばれる「周防大島(すおうおおしま)」。冬でも温暖な気候で、柑橘類の栽培も盛んなことから“みかんの島”とも呼ばれています。

コンビニ・スーパー・ホームセンター・医療機関など島内のインフラも整っているうえに、「大島大橋」がかかっているため本土へのアクセスも便利です。

周防大島では「若者定住促進住宅用地」の支援(※)によって、土地を無料でもらえるチャンスがあります。「離島に定住したい」と考えている方は、チェックしてみてはいかがでしょうか?

生活の基盤が周防大島町にある方・生活の基盤を周防大島町に移そうとする方で、自己負担によりマイホームを建築するにあたって、未活用の町有地を町が貸し出す制度

観光資材が豊富な離島

小豆島(香川県)

 

オリーブの収穫が盛んに行われる「小豆島(しょうどしま)」。映画『八日目の蝉』やドラマ『Nのために』のロケ地としても使われるなど、情緒あふれる街並みと雄大な自然が魅力の島です。

レトロな街並みや海に囲まれた「エンジェルロード」など、インスタ映えするスポットが多いことで若者から人気を集めています。観光客が多いため島内を走るバスの本数も多く、移動も便利

住まいは「空き家バンク」に登録して一戸建ての物件を借りたり、購入したりするのが一般的です。家賃と礼金の半額を補助してくれる制度(※)もあるので、お得に契約できます。

宮古島(沖縄県)

 

石垣島や与那国島など、大小さまざまな140以上もの離島を有する沖縄県。なかでも、海のキレイさでダイバーなどの観光客から特に人気が高いのが「宮古島(みやこじま)」です。

港近くの市街地エリアにはスーパーや大型ショッピングセンターなど買いものできる場所もあり、医療機関や学校もあるので、生活インフラには事欠きません。

またホテル・レンタカー・ダイビングのインストラクターなど、観光業の仕事が充実しているので、働きながら観光スポットを楽しめるのも魅力です。

離島移住で失敗しないための注意点

離島移住で失敗しないための注意点

憧れのスローライフを叶えられる離島への移住。しかし都市部から移住する場合は、慣れない離島生活に苦労することもあります。

移住が失敗に終わらないために注意しておくべきポイントをピックアップしました。

・島で働く場合、平均所得が低くなる

・観光地は物価が高い

・移動に車が必要になる

・島を出る際の移動費が高くつく

・ネットがサクサク動かない

・台風など島特有の気候変化への備えが必要

・近所づきあいが都市部よりも盛んになる

これらの注意点に対応できるかどうか、移住で失敗しないためにあらかじめ確認しておきましょう…!

離島に移住して、非日常を日常に変えよう

離島に移住して、非日常を日常に変えよう

都市部から離島への移住を“現実離れした憧れのもの”と捉えがち。ですがテレワークがすすみ、島のインフラや受け入れ制度も整ってきている今、離島移住のハードルは低くなっています。

職業体験しながらお試しで住めるイベントも行われているので、住みたい島の情報を集めて、離島移住の計画を立ててみてはいかがでしょうか?

きっとワクワクするはず♪

 

 

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