シャキシャキおいしく、栄養満点な野菜”ほうれん草”。
鉄分、カロテン、ビタミンCに食物繊維など、不足しがちな栄養素がたっぷり♩
できれば常備野菜として、定期的に取り入れたいですね。
ですが、ほうれん草でこのような経験はありませんか?
いつの間にかシナシナになっていた…
冷蔵してもすぐに傷んでしまう…
ほうれん草は傷みやすい野菜で、そのまま冷蔵するとすぐに傷んでしまいます。
そこで本記事では、ほうれん草を長期保存するために下記4つを解説します。
1. ほうれん草の保存ポイント3つ
2. ほうれん草の冷蔵保存
3. ほうれん草の冷凍保存
4. ほうれん草のおすすめ保存方法
「ほうれん草をよく腐らせてしまう」という方は、これを機に、
日持ちさせられるようになりましょう♩
ほうれん草の保存での3つのポイント
まずは、ほうれん草を保存する際に、把握してほしい3つのポイントを解説していきますね。
1. 常温保存は適さない
ほうれん草は常温保存に適していません。
なぜなら、ほうれん草の保存に最適な温度は0〜5℃ほどであるためです。つまり、よほど寒い時期でないと、常温保存は難しいのです。
常温保存したとしても保存期間は、
- 夏場:1日
- 冬場:1〜2日
になります。
ほうれん草を常温保存する場合は、当日か翌日中に使い切る場合のみにしましょう。
2. 新鮮なほうれん草の選び方
ほうれん草を日持ちさせたいのであれば、新鮮なほうれん草を選ぶ必要があります。
下記の項目を参考にして、新鮮なほうれん草を購入しましょう。
①葉先がまっすぐ立っていてシナシナでない
②葉が分厚く深緑色である
③茎は適度に太く、ハリと弾力がある
④根元の赤みが強くみずみずしい
3. ほうれん草は寝かせて保存してはいけない
これは意外かもしれません。ほうれん草は寝かせて冷蔵すると、ストレスがかかってしまい傷みが早くなります。
特に、ほうれん草を袋に入れて冷蔵する際は、立てて保存し、袋の口は軽く閉じる方がよいです。
なぜなら、
- ほうれん草から発生するエチレンガス(野菜の成熟を促す成長ホルモン)
- 傷みの原因になる水分
を外に逃がすことができ、劣化を遅らせることができるためです。
ほうれん草を冷蔵する際は、立てた状態で袋の口を軽く閉じて保存しましょう。
ほうれん草の冷蔵保存
次にほうれん草の冷蔵方法です。
生とゆでた場合の2つに分けて解説しますね。
保存期間3〜4日|生ほうれん草の冷蔵方法
生ほうれん草の冷蔵は3〜4日しか日持ちしません。また、すぐにシナシナになってくるため、早めに食べましょう。
①ほうれん草を立てて保存できる容器を用意する
②ほうれん草をふわっと包める保存袋に入れる
③保存袋の口を上側にして、軽く口を閉じる
④野菜室に入れて冷蔵する
ほうれん草が水分で蒸れないように、保存袋の口を上側にして軽くを閉じましょう。
エチレンガスを抑制して日持ちさせよう
どんな野菜でも、野菜の成熟を促すエチレンガスを放出しています。
ちゃんとした保存袋を使えば、エチレンガスの影響を抑制し、野菜を日持ちさせることができますよ。
「スロージューサーを購入して野菜を多めにストックすることが多くなったため購入しました。一番驚いたのは葉野菜です。小松菜やほうれん草は通常だと2、3日で萎れたり退色したりしていましたがこちらは1週間経ってもピンピンしていました。大は小を兼ねるのでLサイズオススメです。」(出典:アマゾン 口コミ)
保存期間2〜3日|ゆでほうれん草の冷蔵方法
ゆでほうれん草の冷蔵保存は2〜3日ほど日持ちします。
①ほうれん草を洗い固めにゆでる
②ほんれん草を冷水で冷まし、しっかりめで水分を絞る
③調理用途に合わせてカットしラップで包む
④保存容器に入れ冷蔵庫へ
ゆでたほうれん草は、冷蔵庫の匂いがうつりやすいのできちんと密閉しましょう。
食器や冷凍容器としても使える多機能保存容器
保存だけじゃなくて、食器やお弁当箱として使える容器があれば便利だな…
冷蔵・冷凍保存だけでなく、食器・お弁当箱などにもあらゆる用途に活用できますよ♪
「レビューで、汁物を入れると蓋をあけるときに手が汚れるという指摘があったので、ちょっと心配だったのですが、それは、他の容器でもいえることで、さほど問題ありませんでした。スープなどを入れて運搬しても漏れることがなく安心!スタイリッシュで、持ち寄りパーティーの時など、そのまま食卓に置けるので、便利です。気に入って、少しずついろいろなサイズのものを買い足しています。」(出典:アマゾン 口コミ)
ほうれん草の冷凍保存
最後に、ほうれん草の冷凍方法を解説します。
生でもゆでても最も日持ちしますので、「ほうれん草が大量にあって食べ切れそうにない…」方は冷凍保存しましょう。
保存期間1ヵ月|生ほうれん草の冷凍方法
生ほうれん草を冷凍すると1ヵ月ほど保存できます。
①ボウルに水をはり、ほうれん草をしっかり洗う
②水気をしっかりと拭き取り、調理用途に合わせてカットする
③茎と葉を別々にラップで小分けにする
④保存袋に入れて冷凍庫へ
ほうれん草の葉を冷凍すると砕けやすくなります。そのため、一度に使う分ずつ小分けにするようにしましょう。
保存期間1ヵ月|ゆでほうれん草の冷凍方法
ゆでほうれん草の冷凍保存期間も1ヶ月ほどです。
①ボウルに水をはり、ほうれん草をしっかり洗う
②固めにゆで冷水にサッとさらす
③しっかりめに水気を絞り、調理用途に合わせてカットする
④ラップで小分けにして、保存袋入れ冷凍庫へ
ほうれん草をゆでて冷凍しておけば、えぐみを無くし甘みを引き立てることができますよ。
イケアの可愛い柄のジップロック
野菜を冷凍する際はきちんと密閉しておかなければ、乾燥したり霜がおりたりして傷みやすくなります。
野菜を冷凍するなら、イケアのかわいいジップロックできちんと密閉保存しましょう♩
「小さいサイズの方は素材が薄いので力を入れすぎると破れます。大きい方は耐久性もありかなり丈夫です。小物の保存や野菜の保存、旅行の洗濯物入れなど何にでも使えます。」(出典:アマゾン 口コミ)
冷凍ほうれん草の解凍方法と食べ方
冷凍ほうれん草を炒め物や汁物に使う場合は、解凍せずにそのまま使いましょう。
おひたしにする場合は、
- 生ほうれん草の場合は冷蔵庫で1時間ほど
- ゆでほうれん草の場合は冷蔵庫で3時間ほど
自然解凍すればそのまま使えますよ。
結局、ほうれん草はどの保存方法がベスト?
いかがでしたでしょうか?
今回は、ほうれん草の冷凍・冷蔵・保存する際のポイントを詳しく解説しました。
最後に、ほうれん草のおすすめ保存方法を3つにまとめます。
・すぐに使う予定 → 生のまま+冷蔵保存
・食感は落ちるが風味を残し、長期保存したい → 生のまま+冷凍保存
・柔らかさと甘みを楽しみ、長期保存したい → ゆでて+冷凍保存
になります。
調理用途に合わせて保存して、いつでも栄養豊富なほうれん草を食卓に取り入れましょう♩