プチプチの食感と甘さが魅力的な”とうもろこし”。
香ばしい焼きとうもろこしや濃厚なポタージュスープもおいしいですね。
しかし、
とうもろこしは数日で甘さやみずみずしさもなくなってしまう…
甘さとみずみずしさを保ちながら、長期保存はできないのかな?
こんな経験や悩み、ありますよね。
そこで今回は、「賢いとうもろこしの保存方法」を解説していきます。
1.とうもろこしが常温保存に適さない理由と新鮮なとうもろこしの選び方
2.とうもろこしの冷蔵保存方法
3.とうもろこしの冷凍保存方法
4.とうもろこしを日持ちさせるのに最適な保存方法
甘さとみずみずしさを保ちながら、とうもろこしを日持ちさせられるようになりますよ♩
新鮮なとうもろこしの選び方:ひげを要チェック!
とうもろこしを日持ちさせるなら、まずは新鮮なものを選ぶのが大事です。
とはいえ、新鮮なとうもろこしをどうやって見抜くのでしょう?
・頭側に付いているひげが茶褐色である
・ひげがたくさん付いている
・皮がきれいな緑色である
・実がぎっしりと詰まっている
・粒が均等に揃っている
ひげが緑色のとうもろこしは、未熟で実が硬い可能性があります。
また、とうもろこしのひげはめしべであるため、ひげがたくさん付いているほどに受精しやすく実が詰まっていますよ。
とうもろこしは常温保存に適さない
常温で保存できる野菜もありますが、とうもろこしの場合、常温保存はNGです。
甘みがどんどん失われていき、傷みも早いです。
というのも、とうもろこしは収穫後も呼吸をしており、呼吸の際に自分の糖分を使うため甘さが消えていきます。それと同時に、水分も失われていくため傷んでいきます。
というわけで、とうもろこしは冷蔵保存or冷凍保存がおすすめです。
とうもろこしの冷蔵保存
ここからはとうもろこしを冷蔵する方法を解説します。
とうもろこしは、生でも茹でたあとでも傷みやすいので注意しましょう。
保存期間2〜3日|皮付き生とうもろこしの冷蔵方法
生とうもろこしの冷蔵期間は2〜3日です。
①とうもろこしのひげと皮はとらない
②1本ずつ新聞紙やキッチンペーパーで包む
③保存袋に入れて立たせて野菜室へ
とうもろこしは冷蔵であっても、どんどん味が落ちてしまうのためできるだけ早めに食べましょう。
野菜の劣化を防ぐ保存袋
どんな野菜でも野菜の成熟を促すエチレンガスを放出しています。
ちゃんとした保存袋を使えば、野菜へのエチレンガスの影響を抑制でき、日持ちさせることができるのです。
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保存期間3〜4日|茹でたとうもろこしの冷蔵方法
茹でたとうもろこしの冷蔵期間は3〜4日になります。
①とうもろこしのひげを取り、皮は2枚ほどを残した状態にする
②水1Lに対して塩5gのお湯で3〜5分ほど茹でる
③皮を剥き熱い内に1本ずつラップに包む
④粗熱が取れたら冷蔵庫へ
ポイントは下記になります。
・2枚ほど皮を残して茹でると、とうもろこしの風味が飛びにくいのでおすすめです。
とうもろこしの冷凍保存
最後にとうもろこしの冷凍方法を解説します。
生とうもろこしと下処理したとうもろこしと分けて解説していきますね。
保存期間1ヵ月|皮付き生とうもろこしの冷凍方法
生とうもろこしの冷凍期間は1ヵ月ほどになります。
①皮は剥かずにひげの先端を切り落とす
②皮付きとうもろこしをラップでピシッと包む
③保存袋に入れて冷凍庫へ
ポイントは下記になります。
・水分が抜けないようにピシッとラップで包みましょう。
保存期間1ヵ月|加熱した皮付きとうもろこしの冷凍方法
加熱後のとうもろこしの冷凍期間も1ヵ月になります。
①泥を落としひげの先端切る
②耐熱皿に乗せラップをしてレンジで加熱する
(※600Wで1本:5分ほど、2本:9分ほど)
③ラップをはずさずに粗熱を取る
④粗熱が取れたら一本ずつラップで包む
⑤保存袋に入れて冷凍庫へ
ポイントは下記になります。
・水分を逃さないようにピシッとラップをしましょう。
きっちり密閉できるかわいいジップロック
とうもろこしは水分が抜けるとあっという間にしわしわになります。
そのため、密閉力の高いジップロックで保存しましょう。
「柄が可愛く食品やおもちゃの仕分けに便利です。冷凍、レンジも問題なく使えています。IKEAの店舗が近くにないのでAmazonで手軽に買えて嬉しいです。」(出典:アマゾン 口コミ)
保存期間1ヵ月|輪切りや粒だけとうもろこしの冷凍方法
“輪切り”や”粒だけ”の場合でも、冷凍なら1ヶ月は日持ちします。
①とうもろこしを茹でるかレンジで加熱する
②粗熱が取れたら、輪切りにカットするか粒だけにする
③輪切りは一つずつラップをして、粒だけはそのまま保存袋に入れる
④保存袋の口をしっかり閉じ冷凍庫へ
加熱の際は下記のポイントを忘れないようにしましょう。
・レンジの場合は加熱後、ラップを外さずに粗熱を取りましょう。
以上のポイントをおさえれば、とうもろこしがしわしわになるのを予防できますよ。
粒だけ冷凍したいときに便利なとうもろこしカッター
いつでも使えるように粒だけコーンにしたいのだけど、粒だけにするのめんどくさい…
こんな経験ありますよね。
「とうもろこしを結構食べるよ」という方であれば、こんなものもあれば便利かもしれません。
「季節ものですが、包丁では芯まで切ってしまったり実が残ったりするので思い切って購入してみました。生のトウモロコシのシーズンしか使いませんが全くストレスも無く粒を外すことが出来ました。シーズンにこれで粒を外して冷凍して使います。」(出典:アマゾン 口コミ)
生でも茹でた後でも、あっという間にとうもろこしを粒だけにすることができます♩
冷凍とうもろこしの解凍方法と食べ方
最後に冷凍とうもろこしの解凍方法と食べ方の解説になります。
レンジで1本あたり7分ほど加熱すれば、そのまま食べられますよ。
・加熱した冷凍とうもとこし:
レンジで1本あたり3分ほど加熱すれば、丁度よい硬さになります。
焼きとうもろこしにして食べましょう。
・輪切り、粒だけとうもとこし:
輪切りとうもろこしはラップのままレンジで2分程加熱して料理へ。
粒だけの場合、解凍せずにそのまま料理に使いましょう。
まとめ:とうもろこしを日持ちさせるのに最適な保存方法は?
いかがだったでしょうか?
今回は、新鮮なとうもろこしの選び方や冷蔵・冷凍方法を詳しく解説しました。
最後に、とうもろこしを長期間保存したいときに覚えておきたいポイントを3つにまとめてこの記事を締めたいと思います。
・ヒゲが茶色でたくさんついている新鮮なものをgetしよう!
・冷凍が最適。冷凍すればなんと1ヶ月の保存が可能。
・冷蔵だと3〜4日しか日持ちしない。すぐ食べる時は冷蔵保存でもOK。
それではまた!