半農半Xとは？芸能人も実践する話題の魅力や実践方法に迫る！！

コロナによってリモートワークが叫ばれた2020年。以降、日本全体で、働く場所・働き方を見直すようになりましたね。

わざわざ都会で働かなくても、実家や住みやすい田舎の方がいいという意見、最近よく耳にしますね。実際に引っ越しをした人も大勢いたそうで、引っ越し業者の需要が高まっているとテレビで伝えられています。

そんなライフスタイルの変化に伴い、最近は田舎で農業をしながら生きるという生き方「半農半X」に再びスポットライトが当たるようにもなりました。

半農半Xってチラッと聞いたことがあるフレーズじゃないですか。でも意味があんまりわからなくないでしょうか？

そこで、この記事では

半農半Xとは何か
半農半Xの魅力とは
半農半Xを実践するには

というところをご紹介。

この記事一本で「半農半X」とは何かがわかり、ついつい気になっちゃいますよ。

田舎暮らし・農業にちょっと興味がある人、必見です！

半農半Xとは？どんな生き方？
半農半Xの魅力とは？
半農半Xを実践している人の声
半農半Xの生き方を実践するには
1. 半農半Xの実践ステップ① 移住先を決める
2. 半農半Xの実践ステップ② 農業をする
まとめ

半農半Xとは？どんな生き方？

そもそも「半農半X」とはなんぞや？というところから。

半農半Xは、1990年代半ばから、塩見直紀さんという京都府出身の方が提唱し始めた新しい生き方・考え方です。2003年には『半農半Xという生き方』で出版にも至りました。

同著では、半農半Xを以下のように定義しています。

半自給的な農業とやりたい仕事を両立させる生き方を、私は「半農半X」と名付けて提唱。
引用元；塩見直紀『半農半Xという生き方』

「X」がちょっとわかりにくいですが、ここには色々入るよ〜ということです。

半農半ライターや、半農半アーティスト、半農半プログラマーなど人によって様々✨

要するに「農業で自給自足の生活を送り（半農）、好きなことややりたいことで働き社会に貢献する（半X）」という生き方のことなんですね〜。

現代社会では、企業に雇われお金を貰い、自分の生活を賄うのが一般的な生活スタイル。大半のビジネスパーソンは食べていくために我慢してストレスを抱えながらお金を稼いでいます。

一方、半農半Xはというと、企業に雇われてお金を貰って生きていくという発想とは全くの別物。

自分が食べる分は農業で賄う。余った時間で、自分の好きなこと・やりたいことで働き、お金と幸せな時間を得て暮らしていくというのが、半農半Xの考え方です。

なんと日本だけでなく、お隣の韓国や中国、台湾にまでその考え方は普及しているんですよね。

半農半Xの魅力とは？

提供@gogogokuda

さて、半農半Xについて軽く説明しましたが、「ぶっちゃけどんな良いことがあるの？メリットは？」って気になりますよね。

「半農半X」には一体どのような魅力があるのでしょうか？

魅力①自然に囲まれて生活できる

なんといっても「自然に囲まれて生活できる」という魅力は欠かせないですね～。

緑に囲まれ、木々の香りや音、広々とした土地。静かながらも壮大な自然のもと生活ができます。

川の水も綺麗で、夜になれば満点の星空がお出迎え！ホタルが見れる地域もあるでしょう。

人も多くなく、のんびりとした街の雰囲気。心も落ち着きます♪

人間らしく穏やかな生活がしたい人にはすこぶる相性がいいと言えるでしょうね！

魅力②自分らしく好きなことで生きていける

更なる魅力は、「自分らしく好きなことで生きていける」ということ。

「好きなことで生きていく」というスローガンのもと時代の波に乗りに乗っているYoutuberではないですが、半農半Xでも自分の楽しいこと・好きなことで生きていくことが提唱されています。

企業に勤めることがないので、

満員電車などの辛い・無駄な通勤をしなくて済む

上司や会社の方針に無理して従う必要がなくなる

やりたくない仕事をしなければならない

リストラなどで仕事がなくなるのではと不安に感じる必要がなくなる

食べる分は、自分でなんとかなります。最低限の生活が保障されている分、安心して自分の楽しいこと、生きたい在り方を選ぶことができますね。

言ってみれば、かなり「自由」ということ！！！

誰かのためにではなく、自分のために生きることができる。ストレスとは無縁の境地。その上農業が好きという人にはもう最高の選択です！

誰しも一度は自由に生きていきたいと考えたことがあるはず。半農半Xは、現代にピッタリ合った生き方なんです。

魅力③生活コストが抑えられる

こちらも見逃せません。半農半Xには「生活コストが抑えられる」というメリットがあります。

田舎で生活をするので、土地代や家賃、食費などその他もろもろ、びっくりするぐらい安くつきます。

お金を使う必要があまりないので、稼ぐ必要もありません。

「稼がないと意味がない」という余計なプレッシャーがかからない状態で、自分のやりたいことに専念できるというわけです。

お金のために働かなくていい、「食うために生きる」を辞められる。

都会で消耗してる…というあなた！

一度、お金から離れて田舎でのんびり農業しながら生きることを考えてもいいのではないでしょうか？

半農半Xを実践している人の声

で、実際どうなの？という話ですよね。

実際に、半農半Xを実践する人を見るのが一番早いです♪

半農半X興味のある方是非いらっしゃーい#半農半X #スローな暮らし #エシカル #左右されない生き方 pic.twitter.com/lyhP8iV31v
— 黑岩浩也 (@osoujishi) January 1, 2021

自営業で半農半Xのわたしは
毎日仕事の日
それが楽しいから選んで働いているの#rberrx
— おかえりの丘たみこ (@okaerinooka) May 27, 2021

去年の3月3日に初めて嶺北に来て昨日で一年経ちましたが、やっぱり一年って早いですね。

何もしないとすぐ終わってしまう。

やっぱり何かをすることは楽しいね。

よく会社辞めたいけど辞められないとかいう人いるけど、お金なくても田舎なら1年くらい余裕で暮らせますよ。

本当に。
— 西野くに@フリーランス農家 (@NishinoC) March 2, 2020

半農半Xを選んだ理由はたくさんあるけど、自宅と畑の往復で生活が成り立つのが自分の身体と心にいちばん良さそうなのは今までやってきて凄く実感してる。特に精神面。畑には精神を充実させる何かがあるなぁ。
— 柳谷祐輔｜harmonic farm (@harmonic_farm) September 11, 2020

また、芸能人でも半農半Xを実践している人がいるようです！

実践している芸能人をご紹介しますね✨

Yae/藤本八恵

藤本八恵さんは、東京都生まれの歌手。
2001年にポニーキャニオンからアルバムＣＤ「new Aeon」でデビューし、存在感ある声で、数々のドラマやテレビCM、人気ゲームソフトなどでその歌声を発揮してる現役シンガーです。

代表曲は「名も知らぬ花のように」で、日本ユニセフ協会の東北大震災応援メッセージCM「ハッピーバースデー3.11」などで起用され大きな反響を呼びました。

藤本八恵さんは、歌手として活躍する一方、旦那さんと共に、千葉県鴨川市で「鴨川自然王国」で農園を運営しています。元々父親が経営していた農園で、会社と農園を両立していた父の後を受け継いだそうです。

🕯ゲスト情報④ Yae🕯
21日（金）ゲスト情報第4弾！
代表曲「名も知らぬ花のように」は日本ユニセフ協会CM、松嶋菜々子主演ドラマに起用され、iTunesワールドカテゴリーにて1位を獲得！
現在5人家族で半農半歌手生活を送られています！

21日消灯後のライブにも出演！https://t.co/cxG06peDdh

続く↓ pic.twitter.com/vqaRulkTfj
— 辻ゼミ明治学院大学 (@Slowsmallsimple) June 16, 2019

きゃろっときゃべつみく

吉本興業所属の芸人。京都で農業をしています。