農業といえば、田舎のイメージがありますが、実はそうではありません。
東京のような都会でも農業が盛んにおこなわれています。
この記事では、都会で農業ができる理由や都会でどのように農業がおこなわれているかということを説明していきます。
これから農業を始める方や、農業に興味はあるけど田舎は嫌という方にも参考になると思います。ぜひ参考にしてください。
都会で農業をしている人の実態
都会で農業をする農家がどれだけいるのか気になりませんか?
農水省の都市農業をめぐる情勢によると、
(令和2年)
というデータが公表されています。つまり全国の農家のうち10%が都市農業をされているということです。
都会で農業ができる理由① 都会でも農業で稼げるから
都会で農業ができる理由の一つに、都会でも稼げるからという理由があります。
大きく稼げるのは、都会にある飲食店に高単価で販売できているから。
都会の激戦区と呼ばれる場所では、やはりまず第一に味が大事。農家は味を一番に考える飲食店に美味しくて新鮮な作物を届けられるので重宝されているんですよ。
消費が多い都会で、小中規模ながら農業ができるというメリットを生かし、現に1,000万も売りさばいている人もいらっしゃいます。
実際に、名古屋市でミニトマトの栽培を行う飯田農園さんは、2,000万の売り上げを挙げたそうです。
高付加価値をつけるなど工夫次第で、比較的市街に近い場所でも農家として成り立つということですね。
都会でも農業ができる理由② 都会でも農地が普通にあるから
都会でも農業ができる理由は、そもそも都会でも農業ができる土地があるからです。
ビルの屋上などで行う農業もありますが、特殊な農業に限らず都会でもごく一般的な農業は行われています。
東京、大阪でも田舎の場所はありますよね。いわゆる都市近郊で農業をされている方がいるのです。
例えば、農水省の都市農業の優良事例集によれば、
- 東京都練馬区
- 埼玉県草加市
- 神奈川県川崎市
- 愛知県名古屋市
- 大阪府大阪市
- 大阪府東大阪市
といった地域で農業が行われています。
東京都の練馬区は東京23区内の一つですし、川崎市も有名ですよね。
埼玉県の草加市も池袋まで1時間ちょっとでいける場所。東大阪市も1時間もかからないで梅田にいくことができる地域です。
都会のマンションに住み、朝になると農園に出かけ、夕方農園から帰ってくるという普通のサラリーマンのような生活をされている方もいらっしゃるんですよね。
このように、必ずしも農家の全てが電波の届かないようなド田舎で生活をしているわけではないんですよ。緑はもっと近くにあるものですし、農家さんこそ、スマホを使いこなしてますよ(笑)。
都会で農業をするメリット
都会で農業をするメリット、何でしょう?
都会と田舎のいいところを両取りできることです。
都会のいいところ
- 遊べる場所が多い
- 流行をおさえられる
- 交通の便がいい
- おしゃれさ
田舎のいいところ
- 自然とのふれあい
- 新鮮な農作物
- 温かい人との交流
- 落ち着く
都会と田舎、これら両方の良さを味わうことができます。
他にも、出会いの面でも得することはありますよ。
田舎で農業をしている男性と結婚すると、出会いが少ないという話が多いです。
しかし、都会で農業をするとなれば話は別。人の多い都会なので、出会える人数も多いです。
また、田舎が嫌という相手でも問題がないというのも得する一面でしょう。
女性の社会進出が認められる時代。まだまだ一般企業で働きたいという人はいます。田舎に行くのが嫌で断られるというのがないというのは大きなメリットでしょう。
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都会と田舎のいいとこ取りしてみませんか?
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