和食に中華、洋食あらゆる料理に使えて栄養も豊富な”ピーマン”
ですが、このような経験や疑問、ありませんか?
冷蔵庫でいつの間にかシワシワになってた…
ピーマンを冷凍するとまずくなるって本当かな…
1. ピーマンを日持ちさせるポイント
2. ピーマンの冷凍保存
3. ピーマンの冷蔵保存
4. ピーマンを常温保存
5. ピーマンのおすすめの保存方法は?
「ピーマンがたくさんあって困る」「ピーマンをよく腐らせてしまう」という方は、ぜひ本記事を参考にしてくださいね。
ピーマンを日持ちさせるポイント3つ
まず最初にピーマンを日持ちさせるための、ポイントをおさえておく必要があります。
そのためここからは、ピーマンを日持ちさせるポイント3つを解説していきますね。
1. 鮮度の良いピーマンを選ぶ
ピーマンを日持ちさせるなら、まずは鮮度の良いピーマンを選ばなければなりません。
下記項目を把握して、鮮度の良いピーマンを選べるようになりましょう。
①ハリとツヤがある
②シワがなくみずみずしい
③きれいな緑色で厚みがある
2. 傷んだピーマン見分ける
ピーマンが傷みだすと、密着している他のピーマンも傷みだします。
そのため、下記項目を参考にして傷んだピーマンを見分けられるようになりましょう。
①シワシワになってきている
②ヌメヌメしたり、柔らかくなっている
③悪臭がする
④カビが生えている
3. 保存温度や湿度に気を付ける
ピーマンの最適な保存温度は10℃前後になります。そのため、冷蔵する場合は冷蔵室ではなく野菜室で保存しましょう。
また常温保存する場合でも、夏場の暑い時期はもちろんですが低温すぎても傷みます。そのため、寒すぎる真冬の常温保存も避けましょう。
ピーマンの冷凍保存
ピーマンを冷凍しちゃうと美味しくなくなるって本当かな?
こんな疑問をもったことはありませんか。
実際は上手に調理すれば、まずくなるわけではなく美味しく食べられます。
ここからは、ピーマンを冷凍するメリットや冷凍方法、解凍方法を解説していきますね。
保存期間1ヵ月|丸ごとピーマンの冷凍方法
丸ごとピーマンの冷凍期間は1ヵ月ほどです。
①ピーマンを洗い、水気をきちんと拭く
②保存袋に入れて、空気を抜き冷凍庫へ
丸ごと冷凍ピーマンは、解凍せずそのままカットすることができますよ。
保存期間1ヵ月|便利なカットピーマンの冷凍方法
カットしたピーマンの冷凍期間は1ヵ月ほどです。
①ピーマンを洗い水気をきちんと取る
②半分にカットしてワタと種を取る
③調理用途に合わせてカットする
④保存袋に入れて、しっかり口を閉じ冷凍庫へ
ラップで小分けにしておくと、使いたい時にサッと使えて便利ですよ。
ピーマンを冷凍するメリットと解凍方法
ピーマンを冷凍するとまずくなると言われる原因は、解凍後に水分が出てブヨブヨになってしまうためです。つまり、シャキシャキ食感を楽しむ料理に向かなくなります。
しかし反対に、冷凍により細胞が壊れ味がしみやすく柔らかくなります。そのため、スープや煮込み料理にすれば問題なく頂くことができますよ。
むしろ冷凍することでピーマンの苦味が軽減できるため、苦味が嫌いなお子さまなども食べやすくなります。
冷凍ピーマンは解凍せずに、そのまま煮込み料理やスープなどに活用しましょう。
ピーマンの冷蔵保存
冷凍の次は冷蔵です。
前述したとおり、ピーマンの最適な保存温度は10℃前後です。そのため、ピーマンの食感や風味を損なわずに、美味しくかつ日持ちさせたいのなら野菜室での冷蔵が最適です。
ここからは、丸ごとピーマンとカットピーマンの冷蔵方法を解説していきますね。
期間2〜3週間|丸ごとピーマンの冷蔵方法
丸ごとピーマンを冷蔵すると、2〜3週間ほどは日持ちしますよ。
①ピーマンを洗ったあと、傷みの原因となるためきちん水気を拭く
②傷みが広がるのを防ぐため、キッチンペーパーで一つずつ包む
③保存袋に入れて、適度な湿気を維持するため軽く口を閉める
④野菜室で保存する
丸ごとピーマンを冷蔵するポイントは、一つずつ包むのと袋の口は軽く閉めることになります。それにより、野菜の成熟を促すエチレンガスを外に逃し、ピーマン同士でエチレンガスの影響をし合うのを防げるためです。
少々めんどうですが、丸ごとピーマンは一つずつキッチンペーパーなどで包み保存するようにしましょう。
野菜を日持ちさせる保存袋
重ねて伝えますが、野菜は成熟を促すエチレンガスを放出しその影響で傷んでいきます。
ですが、ちゃんとした保存袋を使えば、野菜へのエチレンガスの影響を抑制でき、日持ちさせることができますよ♪
「一人暮らしで買った野菜は、必ず余ります。冷蔵庫でしなびて、よく捨てていましたが、この袋にして、捨てる野菜は、ほとんどありません。大変重宝しております。」(出典:アマゾン 口コミ)
期間2〜3日|カットピーマンの冷蔵方法
カットしたピーマンの冷蔵保存は、2〜3日しか日持ちしません。ピーマンをカットしてから保存するのは、すぐに使う場合のみにしましょう。
①ピーマンを洗い水気を拭く
②半分に切りワタと種を取る
③調理用途に合わせてカットする
④乾燥させないため、ラップで包む
⑤保存袋に入れて野菜室で冷蔵する
カットピーマンは日を追うごとに味や食感が落ちていくので、美味しく頂くのであれば当日か翌日中に使いましょう。
期間1週間|ピーマンを常温保存する方法
最後にピーマンを常温保存する方法です。
ピーマンの常温保存に最適な環境であれば、1週間ほど日持ちします。
①ピーマンを袋から出して洗う
②しっかり水気を拭き、一つずつ新聞紙やキッチンペーパーで包む
③包んだピーマンを保存袋に入れ、軽く口を閉じる
④冷暗所で保存する
重ねて伝えますが、ピーマンの最適な保存温度は10℃になります。真夏や真冬の常温保存はひかえましょう。
ちょっとした隙間に収まるおしゃれな野菜ストッカー
野菜を常温保存する場所が無くて困っている…
こんな経験はありませんか?
山善の野菜ストッカーは、幅30cmの隙間があれば設置可能です。そのため、キッチンのわずかな隙間に設置できますよ。加えて通気性も良いので、野菜の保存に最適です♪
「組み立ても簡単で、通気性も良く、思ったより深さや奥行もあるので、野菜・乾物等々食品を分類してストックできるので便利です。我が家の食器棚はホワイトで、このワゴンの色も明るい白で優しい印象なので、ピッタリです。気に入りました。」(出典:アマゾン 口コミ)
まとめ:結局、ピーマンのおすすめの保存方法は?
いかがでしたでしょうか。
今回は、ピーマンの常温・冷蔵・冷凍保存について詳しく解説しました。
ピーマンの最もおすすめな保存方法は、”丸ごと冷蔵する“です。
なぜなら、食感や風味を損なわずに2〜3週間も保存できるためです。
また、「たくさんあって使い切れそうにない」「苦味を弱くして子供にピーマンを食べさせたい」という場合は、冷凍で保存するといいでしょう♩