【大学生必見】1日も可能!農業アルバイトの仕事内容や選び方、探し方を解説

【大学生必見】1日も可能!農業アルバイトの仕事内容や選び方、探し方を解説  

農業アルバイトに興味があるけど、

力仕事できついのでは?

実際どんな仕事をするの?

求人はどうやって探すの?

と悩んでいませんか。

農業アルバイトは力仕事だけではありません。さまざまな仕事内容があり、男女問わずあらゆる年代の人が活躍しています。

本記事では、住み込み農業アルバイトの経験がある筆者により、下記3つの内容を解説します。

1.農業アルバイトの種類と選び方
2.農業アルバイトの仕事内容
3.農業アルバイトの探し方

本記事を参考にして、普段は味わえない体験や出会いができる農業アルバイトを経験してみてくださいね。

農業アルバイトの種類と選び方

農業アルバイトの種類と選び方

農業アルバイトはやっぱり住み込みが多い?

一日だけとか、短期間のバイトもあるのかな?

まずは、農業アルバイトの種類や選び方について「単発・短期・中期・長期」バイトに分けて解説していきます。

あなたに合った働き方のタイプはどれでしょう?

①好きな時に稼げる単発バイト

最近注目されているのが、1日単位の農業アルバイトです。これを可能にしているのが、dayworkという農業求人のマッチングサイトになります。

サイトの中で、行きたい地域や出勤したい日程から仕事を探すことが可能です。現在では、北海道から九州地方にかけて、全国19箇所で募集があります。

1日単位で仕事を探せるので、予定が空いた日など好きなときに農業体験が可能です。

②収穫期のお手伝いをする短期バイト

短期バイトは1〜3ヵ月単位で募集されています。人手が必要になる収穫が主な仕事となるでしょう。

食事や部屋を無料提供してくれる場合が多いです。そのため、働いた分を貯金に回すことが可能になります。

短期間の間に集中して貯金をし、その後は留学や趣味の旅行などをするといった方に最適です。

③住み込みで農繁期にいろんな経験ができる中期バイト

中期バイトは半年〜1年の期間となります。農業の種類によっては体力的にきつい内容もありますが、1年を通じて農業を経験することが可能です。

例えば、

・春〜夏:北海道でジャガイモやトウモロコシの作付けから収穫
・夏〜冬:長野でレタスや白菜の作付けから収穫
・秋:愛媛でみかんの収穫から選別
・冬:沖縄でサトウキビやカボチャの収穫から選別

など多岐に渡ります。

こちらも住み込みで部屋や食事を提供してくれる場合が多いです。さまざまな地域で農業の一連の流れを経験したい方におすすめです。

④近所の農家で働く長期バイト 

地元の農家で長期的にアルバイトをするパターンになります。

週に2〜3日など、普通のアルバイト感覚で働くことが可能です。また、うれしい特典として、野菜を支給してくれる農家も多いです。

長期の農業アルバイトは、部屋や食事が基本的に付いていません。そのため、自宅から通える範囲で求人を探しましょう。

農業バイトの仕事内容

農業バイトの仕事内容

ここからは、農業アルバイトの仕事内容です。仕事内容によっては、体力的にきつかったり運転技術が求められたりします。

筆者も住み込みバイトで慣れない小型トラック(2トン)運転を求められ大変なときがありました。

採用された後に後悔しないためにも、求人を探す前に農業の基本的な仕事内容を理解しておきましょう。

作付け・管理

作付けとは、農作物を植えて栽培することです。農家の指示に従って、種まきや苗の植え付けを行います。

管理は、

・草むしりや肥料まき
・農薬の噴霧
・スプリンクラーの設置や稼働
・害虫対策のネット張り

など多岐に渡ります。

収穫・選別

収穫時期になると、農家の指示に従い収穫していきます。この時、傷つけてしまうと売り物にならないので、農家の収穫手順をしっかり確認しておきましょう。

選別は、

・傷が付いている作物
・腐っている作物
・不格好な作物

を取り除いていきます。

選別は判断するのが難しい場合もあります。筆者の同僚にも、捨てなくてもよい野菜を捨ててしまい注意を受けていた方がいます。

曖昧な判断で失敗しないように、選別基準はきちんと理解できるまで確認しましょう。

箱詰め・袋詰め

選別された作物を、指示された重さに合わせてダンボールや袋に詰めていきます。ここの段階が作物の最終選別になります。

許容範囲はありますが、売り物にしてはいけない作物を詰めてしまうと、取引先などから注意を受ける場合があります。

前述しましたが、選別基準はきちんと理解できるまで確認しましょう。

運搬・出荷

箱詰め・袋詰めした作物を取引先や市場に出荷します。

トラックへの出し入れの際に作物を傷つける場合があります。特に果物などの傷つきやすい作物は注意しましょう。

運搬では、普通自動車免許で運転可能な小型トラックが利用されることが多いです。農業の一連の仕事を経験したいのであれば、小型トラックの運転にも慣れておきましょう。

また、農業界は基本マニュアル車なのでマニュアル免許を持っているといいでしょう。

食品加工

農家の中には、収穫した作物を加工して取引を行なっている場所もあります。

例えば、

・千切り野菜
・一口大のカット野菜
・とろろなどのすりおろし

など、多岐にわたります。

規模が大きく加工場を所有している農家であれば、上記のような食品加工の業務も経験できます。

農業アルバイトの探し方

農業アルバイトの探し方

農業アルバイトの求人って一般求人サイトで見かけないな。
どこで募集されているの?

と思ったことはありませんか?

本記事の最後に「農業アルバイトを効率よく探す方法」を解説していきます。

 JAサイトやハローワークから探す

まずは、JAサイトとハローワークです。

JA(農業協会組合)オフィシャルサイト:各地域のJAサイトで農業アルバイトの求人が募集されているケースがあります。なお、募集していない地域もたくさんあるので注意しましょう。
ハローワーク:全国の農業求人が公開されています。勤務地や労働条件などを絞り込んで、自分が求めている求人を探すことができるでしょう。

農業求人サイトから探す

また、インターネット上には農業に特化した求人サイトが複数あります。

例えば、

1日農業バイトを探すなら
デイワーク

「地域、業種、雇用形態、雇用期間、寮の有無」を絞込んで探すなら、
マイナビ農林水産ジョブアス
第一次産業ネット
農家のおしごとナビ
あぐりナビ

があります。

それぞれのサイトを上手に利用して、自分が求めている求人を探しましょう。

農業アルバイトは目的を明確にして探そう!

農業アルバイトは目的を明確にして探そう

いかがだったでしょうか?

今回の記事では、農業アルバイトについて解説しました。

農業アルバイトは仕事内容や雇用期間により、経験できることが大きく変わります。

そのため、しっかりとした目的を持ってから求人を探すことをおすすめします。

例えばこんな感じです。

「とりあえず一日だけ農業経験をしてみたい」「好きなときに働きたい」という方
→ 一日農業アルバイト
「短期間でたくさん貯金したい」「少しの間だけ本格的に農業体験をしてみたい」という方
→ 短期の農業アルバイト
「全国のいろんな農業を経験してみたい」「将来の就農先を探している」という方
→ 中期農業アルバイト
「地元で農業を始める前に経験を積みたい」「近所で農業バイトがしたい」という方
長期農業アルバイト

ちなみに、筆者も農業の体験や出会いを求めて、長野で半年ほど住み込みアルバイトを経験しています。

住み込みアルバイトでは、「収穫や選別、作物管理、ルームシェアでの出会い」など普段体験できない貴重な経験をさせて頂きました。

農業・食に関する見識も高まり、農場で出会った仲間とは今でも繋がりがあります。

自分の農業に対する興味・関心の強さを考慮して、続けられそうな期間と仕事内容で求人を探し、貴重な体験ができる農業アルバイトの経験をしてみましょう!