え、丸ごと冷凍!?じゃがいもを常温・冷蔵・冷凍で長期間保存するコツ

え、丸ごと冷凍!?じゃがいもを常温・冷蔵・冷凍で長期間保存するコツ

カレーやシチュー、肉じゃがなどあらゆるに料理に使える”じゃがいも”。

常温保存もできる野菜ですが、

いつの間にか芽が出ている…

段ボールの底で腐ってた…

なんて経験はありませんか?

今回の記事では、じゃがいもをより長期保存する賢い方法を紹介します♩

今回の記事で学べること
1. じゃがいもを常温保存する方法
2. じゃがいもを冷蔵保存する方法
3. じゃがいもを冷凍保存する方法
4. じゃがいもを長期保存するならどの方法がおすすめ?

「たくさんあるじゃがいもの保管に困る」「いつの間にか芽が出ていることがよくある」というお悩みとはもうおさらばです♩

じゃがいもを常温保存する方法

じゃがいもを常温保存する方法

じゃがいもは基本的に常温保存に向いているので、何もせずに置きっぱなしの人がほとんどかもしれません。

しかし、一工夫するだけで保存期間をなんと2〜3ヵ月にも伸ばすことが可能です。

適切な保存方法を知って、安いときにまとめ買いしておけば、家計にも優しいです♩

 

まずは、じゃがいもを長期間保存するためのポイントです。

  1. 保存期間2〜3ヵ月|じゃがいもを常温保存する手順
  2. 常温保存するなら冷暗所で
  3. 食べてはいけないじゃがいもの特徴
※記事の最後では、じゃがいもを長期保存するおすすめの方法を解説しています。
読み途中で忘れてしまっても安心ですよ。

保存期間2〜3ヵ月|じゃがいもを常温保存する手順

まずは、じゃがいもを常温保存する手順を解説します。

じゃがいもを常温保存する手順
①じゃがいもに付いている砂や汚れを取る
②一つひとつ新聞紙などで包む
③芽が出るため、日の光や蛍光灯の光にあたらない冷暗所で保存する

じゃがいもの数が多い場合は、複数まとめて新聞紙に包んでも問題ないです。

この方法を行えば、2〜3ヵ月は保存できますよ。

常温保存するなら冷暗所で

じゃがいもの最適な保存温度は10℃前後と言われています。そのため、涼してくてジメジメしていない冷暗所で保管するのが最適です。

自宅でいうと、廊下や床下収納、キッチンなどが冷暗所にあたります。特にじゃがいもは、湿度が高いと傷みやすいので湿気に注意しましょう。

食べてはいけないじゃがいもの特徴

次に、食べてはいけないじゃがいもの特徴です。

食べてはいけないじゃがいもの特徴
・芽が出ていたり緑色に変色したりしている
・ぷにぷにと軟化している
・液体が滲み出ている
・悪臭がする

じゃがいもの芽に毒があることは有名ですが、緑色に変色しているじゃがいもにもソラニンやチャコニンといった自然毒が含まれているため注意しましょう。

また、ソラニンやチャコナンは加熱しても完全に消失しないため、じゃがいもの芽や緑色に変色したものは食べないようにしましょう。

(出典:農林水産省・ソラニンやチャコニンの加熱調理による影響

じゃがいもの常温保存に最適な野菜ストッカー

ごろごろと大きく場所をとるじゃがいも。保管場所に困ることがあると思います。

しかし、下記の野菜ストッカーであれば、幅30cmの隙間に設置でき、通気性も良いためじゃがいもの保存に適していますよ。

「大きさも丁度良く、色合いも落ち着いていて使いやすいです。根野菜や果物を収納するのにとてもいいです」(出典:アマゾン 口コミ

じゃがいもを冷蔵保存する方法

じゃがいもを冷蔵保存する方法

じゃがいもは基本的に常温保存で問題ありませんが、気温が20℃を超えると傷みやすくなります。

夏場などの暑い時期は冷蔵一択です。

ここからはじゃがいもの冷蔵方法を、2つの項目に分けて解説していきますね。

  1. 保存期間2〜3ヵ月|丸ごとじゃがいもを冷蔵する方法
  2. 保存期間2〜3日|切った後のじゃがいもを冷蔵する方法

保存期間2〜3ヵ月|丸ごとじゃがいもを冷蔵する方法

まずは、丸ごとじゃがいもを冷蔵する方法になります。

丸ごとじゃがいもを冷蔵する方法
①じゃがいもの汚れや砂を払う
②一つひとつキッチンペーパーや新聞紙で包む
③保存袋に入れて、ゆるめに口を閉じる

じゃがいもは2℃以下で保存すると、ピンクっぽく変色する低温障害を引き起こします。食べても問題ありませんが傷みが早くなりますので、温度が低すぎない野菜室に入れて保存しましょう。

この方法では、2〜3ヵ月保存することができます。

保存期間2〜3日|切った後のじゃがいもを冷蔵する方法

次は切った後のじゃがいもを冷蔵する方法です。

切った後のじゃがいもを冷蔵する方法
①じゃがいもを調理用途に合わせて切る
②切ったじゃがいもを5分水にさらす
③保存容器に移して、水をじゃがいも全部が浸るまで入れる
④野菜室か冷蔵庫へ

前述したように、温度が低すぎると低温障害になるため野菜室で保存しましょう。

また、じゃがいもは切り口が空気に触れると、じゃがいもに含まれるチロシンが酸化してメラニンとなりピンクっぽく変色します。そのため、しっかりとじゃがいも全部が浸かるまで水を入れましょう。

切った後のじゃがいもは、2〜3日しか日持ちしないので早めに食べましょう。

じゃがいもを冷凍する方法

じゃがいもを冷凍する方法

最後にじゃがいもを冷凍する保存方法です。

切って余ってしまった場合や、どうしても食べきれそうにない場合はじゃがいもを冷凍しましょう。

ここからは、適切にじゃがいもを冷凍できるように下記3つを解説します。

  1. 保存期間2〜3週間|切った後のじゃがいもはマッシュポテトにして冷凍する
  2. 保存期間4ヵ月|じゃがいもを丸ごと冷凍する方法
  3. 冷凍じゃがいもの食べ方

冷凍保存を活用して、じゃがいもの廃棄ロスをなくしましょう♩

保存期間2〜3週間|切った後のじゃがいもはマッシュポテトにして冷凍する

切った後のじゃがいもを冷凍すると、どうしても食感や味が落ちてしまいます

切った後そのまま冷凍せずに、マッシュポテトにして冷凍するのがおすすめ!

マッシュポテトにして冷凍する方法
①じゃがいもの皮を剥いて5分水に浸ける
②レンジで加熱してつぶす
③あら熱が取れたら、ラップで小分けにして包む
④保存袋に入れて冷凍庫へ

小分けにしておくと、料理に必要な分だけ解凍できるため便利ですよ。

この方法は2〜3週間の保存ができます。

冷凍するのに便利なジップロック

冷凍の際は、水分が抜けないように、しっかりと密閉しなければなりません。

そんなときに、ジッパーの付いた保存袋があれば便利です。イケアの保存袋は見た目も可愛くておすすめ♩

「色々な大きさがあり、破けないし柄が可愛いので学校用や普段の小分けに使ってます。毎日使うので枚数が多いのは助かります。味付けして冷凍なども使えてニオイ漏れなし」(出典:アマゾン 口コミ

保存期間4ヵ月|じゃがいもを丸ごと冷凍する方法

じゃがいもがどうしても食べきれそうにない。

たくさんあってマッシュポテトにするのも大変。

そんなときは、じゃがいもを丸ごと冷凍してしまいましょう。

じゃがいもを丸ごと冷凍する方法
①じゃがいもを洗い、芽があれば取る
②しっかりと水気を拭き取る
③一つひとつピシッとラップで包む
④保存袋に入れて冷凍庫へ

家庭用の冷凍庫は開け閉めにより温度変化が激しいです。そのため、冷凍庫の奥の方へ入れて冷凍しましょう。

まるごと冷凍すれば、4ヵ月は保存可能ですよ。

冷凍じゃがいもの食べ方

冷凍じゃがいもの食べ方まとめ
・冷凍マッシュポテト:冷蔵庫かレンジで解凍しましょう。サラダやスープ、コロッケお好みの料理に活用してくださいね
・丸ごと冷凍じゃがいも:電子レンジで加熱解凍しましょう。解凍後にスープや煮物などに活用してください

結局、じゃがいもを長期保存するベストな方法は?

結局、じゃがいもを長期保存するベストな方法は?

いかがだったでしょうか?

今回はじゃがいもの常温・冷蔵・冷凍保存する方法を解説しました。

最後に、おすすめの保存方法をピックアップしておきます。

気温が10℃前後の涼しい時期は丸ごと常温保存|保存期間2〜3ヵ月
気温が20℃前後になる暑い時期は丸ごと冷蔵保存|保存期間2〜3ヵ月
切った後すぐに使わない場合はマッシュポテトにして冷凍保存|保存期間2〜3週間

季節や用途に合わせて保存方法を変更し、無駄なくじゃがいもを楽しみましょう♩

それではまた!