副代表の仮屋園です。
アプリ開発を始めて約1年が経ったので、これを機に本サービスを始めたきっかけを備忘録がてら残しておきます。忘れてしまいそうなので。。。
「農家向けの婚活アプリを作ったら面白いんじゃないか??」という考えは、実はアメリカ、コネチカット州のとある農場で思いついたことなんです。
代表の横井と私は、昨年の8月半ば、東京大学の体験活動プログラムに参加し、私たち二人はここで初めて出会いました。
アメリカの有機農場で2週間テント生活を送りながら、農業体験を行うというなかなかユニークなプログラムでした。
私は生まれてこの方一度も国外に出たことがなく、アメリカ行ってみたかったんです。また、小さい頃から実家で畑仕事の手伝いをしていたこともあり、農作業が好きだったので、このプログラムに参加しました。
昼間は農作業をして、農場で採れた野菜やお肉で料理を作り、夜は虫の泣き声やコヨーテの遠吠えを遠くに聞きながら眠りにつく。こんな、漫画みたいな生活を2週間送りました。
ちなみに私は、初日にスマホを農場内の池に落としたせいで、日本に戻るまでデジタルの世界からも離れていました。スマホ無しの生活はもう2度と経験できないかもしれないですね。無事帰国できてよかったです笑
話が脱線してしまいましたね、本題に戻ります。そんな農場での生活を1週間ほど送った頃でしょうか、冬物野菜の苗を植えていた時だったと思います。「農作業って大変だよね」「農家さんって忙しいし、婚活する時間もなくない??」という話になり、「農家向けの婚活アプリ作っちゃおうよ、あぐりマッチとかいいじゃん」と言ったら、それを本気に捉えてくれ、気づいたらサービスの展望とかを語り合っていました。
それから、帰国するまでの1週間はアプリについて色々考えました。ポケマルのようなECアプリや、農家さんが日記を共有できるアプリ、新規就農者がベテランからアドバイスをもらえるアプリ、農場への宿泊を斡旋するサービスなど。色々考えましたが、結局、婚活アプリに落ち着きました。最初に思いついたものが一番しっくりきたんです。『あぐりマッチ』という名前もこの時から変わっていません。
非日常的な環境であったからこそ、このようなアイデアを思いつくことができました。プログラムを提供していただいた大学はもちろん、現地でサポートしていただいた東大OBの方や農場関係者など、多くの方に感謝しなければならないですね。
これが『あぐりマッチ』の誕生したキッカケです。
ちなみに私たちがお世話になった農場はThe Hickories という有機農場で、CSAという地域住民の力で農場を経営するという日本ではみられない経営形態をとっています。かなり新鮮だと思うので、是非サイトも訪れてみてください。
URLはこちら→https://thehickories.org/
長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
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副代表 仮屋園純平