米を虫や湿気などから守る「米びつ」。最近では、おしゃれなものや機能性の高いもの、コスパのよいものなど、さまざまな商品がでています。
そこでこの記事では、コスパにこだわった「おすすめの米びつ5選」をご紹介。
無印良品やニトリ、ダイソー、100均アイテムなどから、コスパ最強のおしゃれな米びつをピックアップしました。
米びつが欲しいけど、高価なものはちょっと…という方は、ぜひチェックしてみてください!
米びつを使うメリット
そもそも、なぜ米は米びつで保存する必要があるのでしょうか?
まずは米びつで米を保存する理由とメリットをご紹介します。
虫・ホコリなどから米を守る
お米を買ってきて、そのまま入っていた袋のままで保存してしまう。実はこれあんまり良くありません。
というのも、米の袋は破れやすく密閉力も足りないため、切り口から虫が侵入したりホコリが入ることがあります。
虫が米を食べてしまう話を耳にしたことがあると思いますが、虫は袋の小さな穴からでも侵入できるのです。必ず密閉できる米びつに移し替えましょう♩
酸化を防ぐ
「白米の開封後にそのまま保存をしておいたら、独特なにおいがした…」なんて経験はありませんか?
白米は空気(酸素)に触れると、酸化して味が落ちます。
白米表面の「糊粉層(こふんそう)」が分解されて味が劣化したり、古米臭がでたりするのです。
米びつに入れておくと、酸素にふれることなく保存できるため、鮮度を保った美味しいままいただくことができますよ。
湿気・乾燥を防ぐ
湿気の多い梅雨の時期に米を放っておくと、米の水分量が多くなりカビが発生することがあります。
その反対で、お米は乾燥させすぎるのもよくありません。乾燥状態のお米は、水に入れると割れやすくなり、食感を失いやすくなります。
米びつに入れ、適切な温度を保てる冷蔵庫で保存すれば、時間が経っていても最高の状態で、お米をいただけます♩
におい移りを防ぐ
米はにおいが移りやすい食品です。
なので、肉・魚・灯油・洗剤などのにおいが強いものの近くで保存すると、におい移りすることがあります。
においを通さない米びつで保存することで、米にいやなにおいが移ることなく、食感や風味も損ないません♩
米びつを選ぶときの4つのポイント
では、米びつを選ぶときにどこを見るべきなのでしょうか?
米びつを選ぶときのポイントを4つをご紹介します。
米びつ選びで失敗したくない方は、商品を購入する前にぜひチェックしてください!
選び方のポイント①:密閉できるかどうか
米びつを使うメリットは、虫やホコリなどから米を守り、鮮度を保てること。そのため、密閉性の高い米びつがおすすめです。
取り出し口にパッキンがついていたり、蓋をしっかり締められたりと、密閉できる商品を選びましょう。
選び方のポイント②:素材
素材によっても特徴が違います。たとえば広葉樹でできた「桐(きり)製の米びつ」は防虫・防カビに優れています。
また「プラスチック製の米びつ」はメモリなどで残量が見えやすくなっているうえに、お米の保存に適した温度の冷蔵庫での保存も可能なのでおすすめです。
シンク下は米びつを置くのにちょうどよいスペースですが、湿度が高くなりやすいため、密閉性の高い「ガラス製の米びつ」や「ホーロー製の米びつ」を選ぶのがよいでしょう。
選び方のポイント③:サイズ
お米には決まった賞味期限はありませんが、夏場は精米から1か月、冬場は2か月以内に食べきるのがよいといわれています。食べきれる量にあったサイズの米びつを選びましょう。
たとえば一人暮らしで2kgの米であれば、前述のとおり冷蔵庫のポケットに入れられる小さめのサイズで十分です。
家族で10kg以上の米であれば冷蔵庫の保存が難しいので、遮光性の高い「ホーロー」や「トタン製」の米びつがおすすめ。キャスター付きの商品を選べば移動も楽です。
選び方のポイント④:お手入れのしやすさ
カビになりにくい米びつでも、手入れをしなければ残った米ぬかからカビが発生する可能性があります。米を使い切るタイミングで一度洗って乾燥させるのがベスト。
このお手入れがいかにしやすいかという点はチェックするポイント♩
まるごと水洗いできる米びつなら、米びつが空になるたびに水洗いして乾かしてから米をつぎ足せます。手入れというポイントでは最もおすすめ!
また、ボタンを押すだけで決まった量の米が出てくる「ワンプッシュ型の米びつ」は、排出口に米ぬかが溜まりやすいので、分解できるものを選ぶのがおすすめです。
一方、桐製の米びつは高級があって素敵ですが、水洗いできません。濡れた布巾で米ぬかを拭きとったあとに乾いた布巾で水分を拭きとって日光にさらす必要があります。
コスパ最強のおすすめ米びつ5選
ここからは、コスパ重視のおしゃれで機能的なおすすめ米びつを5つご紹介!
あなたにピッタリの米びつがきっと見つかりますよ。
無印良品 | 冷蔵庫用米保存容器
990円のプチプラでシンプルながらデザイン性の高い、2kgサイズの米びつ。
冷蔵庫のポケット収納はもちろん、縦にも横にも置けます。
米が入れやすいスロープ付きの広口と、蓋が外れにくい仕様になっているのも嬉しいポイント。計量カップつきなので、洗米までの流れもスムーズです。
ニトリ|密閉式米びつ
6kg(799円)と12kg(999円)からサイズを選べるニトリの米びつ。お米の鮮度を保つ「シリコンパッキン」つきなので、しっかり密閉できます。
またキャスターがついているため、シンク下にしまっても楽に引き出せて便利。米を出し入れしやすいので、重宝すること間違いなしです。
カインズ|先入れ先だし米びつ
6kgで1280円の良コスパ米びつ。
通常は新しい米を補充すると古い米が下の方になってしまいますが、こちらの米びつは古い米から先に取り出せる画期的な構造です♩
米を循環させられるので、いつでも新鮮な米を食べられる優れもの!
米を補充するときはフタを外して米投入口に入れ、米を取り出すときは前フタを開けて取り出します。
キャンドゥ|スクエアガラスキャニスター
容量1600mlのオシャレなガラス瓶。米にすると1kgほどしか入りませんが、一目で容器の中がわかるので、白米・玄米・雑穀米などいくつかの品種の米を分けて保存しておいて、混ぜて炊きたい方に便利です。
またガラス瓶は、米びつのなかでもおしゃれ度が高いのも魅力。
100均にはほかにも、米びつの用途としても使える保存容器がたくさんあるので、ぜひお好きなデザインのものを探してみてくださいね♩
ダイソー|米びつ兼フードストッカー5.0kg用
お米を約5kg収納できるダイソーの米びつ。
お値段なんと400円のお化け価格です!
コロ付きでシンク下の収納にも出し入れが簡単です。パチっととめられるタイプのフタなので密閉性も高いのもポイント。
10kg用の商品もありますよ。
用途にあったおしゃれな米びつを選ぼう!
米は日本人の食事に欠かせないものなので、常にストックしておきたいもの。
毎日のように使うものだからこそ、デザイン性が高い米びつを選んで気分を上げたいですよね。
もちろん、食べきれる米の量にあわせたサイズ感や使いやすさや衛生面などの利便性も大事ですが、デザイン性も兼ね備えた最強の米びつがプチプラでもたくさん出ています。
あなたのお気に入りの米びつ、見つけてみてくださいね♩