ふわっとさわやかな香りが魅力な”大葉(しそ)”。
冷奴やお蕎麦にはなくてはならない存在ですよね。
しかし、大量消費しようとするとむずかしく、
「使い切る前にシナシナになってしまった…」
「買ったばかりなのに冷蔵庫でしなびていた…」
という経験ってありますよね。
大葉は傷みやすい野菜ですが、実は上手に保存すれば2週間ほど冷蔵保存できるんです。
そこで本記事では、ついつい余らせがちな大葉を新鮮な状態で長持ちさせるために、下記4つの項目に分けて解説します。
1. 大葉を保存する際に押さえておきたいポイント3つ
2. 大葉の冷蔵保存
3. 大葉の冷凍保存
4. 大葉は上手に保存すれば長持ちする
新鮮なままロスなく使い切れるようになるだけでなく、調理の時短にも役立ちますよ♩
大葉(しそ)を保存する際に押さえておきたいポイント3つ
まず、保存方法を知る前に押さえてほしいポイントがあります。
下記のポイント3つを把握して、大葉を長期間保存できるようになりましょう。
1.新鮮な大葉(しそ)の選び方
大葉を日持ちさせたいのなら、新鮮な大葉を購入する必要があります。
新鮮な大葉を購入すれば、その分日持ちするためです。
今回は一般的な青じその選び方を紹介しますね。
・葉にうるおいがあり、濃い緑色である
・葉にハリと厚みがある
・茎の黒ずみや葉の変色がない
2.大葉(しそ)は常温保存に適さない
大葉は常温保存に適していません。
なぜなら、大葉は80%は水分でありそのまま常温保存すると、あっという間に水分が蒸発して傷んでしまうためです。
大葉を長期保存する場合は、乾燥しないように工夫して冷蔵・冷凍保存する必要があります。
3.シナシナの大葉(しそ)を復活させる方法
シナシナになってきた大葉を復活させる方法があります。
それは、大葉を氷水に10分ほどさらすことです。
氷水にしばらくさらしていると、葉にうるおいが戻ってきパリッとした大葉にもどります。
なお、水から上げたあとは葉についた水気をしっかり拭き取りましょう。
大葉(しそ)の冷蔵保存
大葉を保存する際のポイントは把握できましたね。
次は、大葉の冷蔵保存方法を紹介します。
水に挿して冷蔵すればシナシナにならない|保存期間2週間
まずは、大葉を水に挿して冷蔵する方法です。
この方法で保存すれば、みずみずしさが失われにくいですよ。
①大葉を立てて入れることができる大きめの容器を用意する
②容器に少量の水を注ぐ
③大葉の茎を下にして、茎の部分だけ水に浸かるようにする
④蓋をして野菜室で冷蔵する
葉の部分に水が触れると、傷みやすくなるので注意しましょう。
この冷蔵方法であれば、2週間ほど保存することが可能です。
広口で使いやすい保存ビン
保存ビンって口が小さいものが多くて使いくい…
こんな経験ってありますよね。
こちらの商品は8.6cmの広口であるため、食材の取り出しやお手入れが簡単にできますよ♪
「塩、砂糖、小麦粉などの保存瓶として購入しました。蓋には、外しやすいパッキンが付いており、瓶、蓋、パッキンを全て洗う事が出来ます。蓋の開閉もスムーズで日常使いに、大変役立ってます。又、見た目に満足してます。」(出典:Amazon 口コミ)
アルミホイルで冷蔵する方法|保存期間2週間
次に、アルミホイルの抗菌作用を利用した冷蔵方法です。
アルミホイルは、水分に触れると酸化し金属イオンとなります。この金属イオンに抗菌作用があり、雑菌の繁殖を抑制してくれます。
つまり、アルミホイルが大葉の水分に触れることで雑菌の繁殖を抑制し、大葉を日持ちさせることができます。
①大葉を洗い、水分をしっかり拭き取る
②大葉と同じぐらいの大きさのアルミホイルを数枚用意する
③大葉とアルミホイルと交互に重ねていく
④最後に大きめのアルミホイルで包む
⑤保存袋に入れて野菜室へ
なお、この冷蔵方法では2週間ほど保存が可能です。
乾燥大葉(しそ)にすれば便利で長持ち|保存期間3ヵ月
続いては、大葉を乾燥させて保存する方法です。
この保存方法が大葉の保存方法の中で最も日持ちし、料理に少しアクセントを加えたいときなどに重宝します。
①耐熱皿の上にキッチンペーパーを敷く
②大葉を並べ、ラップをせずに600wのレンジで2分ほど加熱する
③大葉がパリパリになったら、好みの大きさになるまでもみ砕く
④保存容器に入れて冷蔵庫で保存する
常温で置いておくと、湿気や日差しにより劣化する恐れがあるため冷蔵保存しましょう。
なお、保存期間は冷蔵で3ヵ月ほどになります。
レトロな雰囲気漂う保存ビン
こちらは、紅茶の茶葉やコーヒー豆を保存する際によく利用される保存ビンで、乾燥させた大葉を保存するのにも最適です。
レトロな雰囲気が漂うデザインは、キッチンや冷蔵庫の中をオシャレにしてくれますね♩
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大葉(しそ)の冷凍保存
最後は”冷凍”です。
ここからは、大葉の冷凍方法を2パターン解説しますね。
ラップで冷凍包んで冷凍する方法|保存期間3週間
まずは、大葉をそのままラップで包んで冷凍する方法です。
①大葉を洗い、しっかり水気を拭き取る
②大葉を一枚ずつラップで包む
③保存袋に入れて冷凍する
水気が付いていると傷みの原因になるため、しっかり拭き取りましょう。
そのまま冷凍した大葉は、解凍せずにそのままカットしてお好みの料理に使ってくださいね。
なお、こちらの冷凍方法では3週間ほど日持ちします。
千切りやザグ切りで冷凍すればいつでも使える|保存期間3週間
次に、大葉を千切りやざく切りにして冷凍する方法です。
①大葉洗いしっかり水気を拭き取る
②調理用途に合わせてカットする
③保存容器にふんわりと入れる
④冷凍庫で保存する
容器にぎっしり詰めてしまうと、圧力で大葉が傷んでしまうのでふんわりと入れましょう。
使い方は、解凍せずそのまま薬味として楽しみましょう。
なお、この保存方法では3週間ほど日持ちします。
大葉を上手に保存して日持ちさせよう!
いかがでしたでしょうか。
今回は、大葉を新鮮なまま冷蔵・冷凍保存する方法を解説しました。
記事で紹介した方法だと、
- 冷蔵で2週間
- 冷凍で3週間
- 乾燥されば3ヵ月
も日持ちさせられます。
料理の引き立て役として、せっかく買った大葉を使い切れないのはもったいないです。
冷蔵と冷凍を上手に使い分けて保存すれば、大葉を腐らせずに使い切ることができますよ♩
それではまた!